2010/12/22 06:36 | 昨日の出来事から | コメント(1)
お伊勢参り
先週末に日本に帰ってきました。
帰りの飛行機で「日本は、まだ、不景気なのだろうか?」、あるいは「世相は暗いのだろうか?」と思いを巡らせていたのですが、 意外と普通の印象を受けました。 オーストラリアからマスコミを通じて聞こえてくる日本は、景気の悪い話と、相も変わらぬ政治のごたごた話ばかりですので、どうしてもネガティブになりがちですが、実際に帰ってくると、それほどでもなく、マスコミの話題の取り上げ方が、如何に歪んでいるかを改めて確認した次第。
とはいっても、成田空港には、かつての様なテカテカのクリスマス飾りはありませんでしたし、都心に向かう電車も駅の構内もいつもと変わらない“普通”の街の様子で、バブルの頃のド派手なクリスマスを経験された方には、不景気で寂しいクリスマスとお感じになる方もいらっしゃるだろうなあとも思いました(私も、そのド派手なクリスマスを私も目の当たりにした一人)。 しかし、所詮、商売を当て込んだクリスマス飾りやイベント等、今、こうして「失われた20年」を契機に見直されることは、むしろ、いいことです。
その一方で、今年は、パワー スポット人気で、お伊勢参りの参拝者数が過去最高に達したとか。
過去の歴史をひも解くと、お伊勢参りが流行すると、時代は世の中が大きく変わることが多く、前回、流行ったのは、江戸時代末期に「ええじゃないか」踊りに合わせてお伊勢参りが流行しました。 その後は、御存じの通り、700年近く続いた武士の時代が終わり、日本は明治の世へと大きく変わっていきました。
さて、今回のお伊勢参りの流行でも、時代は大きく変わるでしょうか?
今の政治や社会の仕組み見てみますと、確かに、これまでの仕組みではどうしようもなくなってきている事は誰しも知る処であり、では、変わるとすれば「何が、何処から、そしてどう変わっていくのだろう?」と、そこはかとなく感じ始めているのではないでしょうか。
年始に、お伊勢参りはいかがでしょうか。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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One comment on “お伊勢参り”
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「日経OFF」という雑誌が、ほぼ今年1年を通してパワースポット特集をしていました。日経がオカルトに!?って思ったりもしましたね。12月上旬、ハワイに行ってましたがデルタですがビジネスクラスはほとんど中国系の方でしたね。