2010/12/03 05:38 | 昨日の出来事から | コメント(1)
豪、10月小売り売上げは1.1%下落
昨日、オーストラリア統計局(ABS)が発表した10月の豪の小売売上高は、季節調整後で9月対比1.1%下落したと発表しました。 特にレストランやカフェ等の支出が大幅に下落し、下落幅は2009年7月以来の大きさとなっています(事前のエコノミストの予想ではプラス0.4%でしたので、市場は驚きを持って受け止められました)。
小売りオーナーたちは「豪の政策金利高、それに伴う豪ドル高で、消費者がアジアやアメリカまで買い物に出かけている。 更に、最近はインターネットでの購入が進んでいる」と嘆いています。 また、今年は例年になく気温が低めで雨が多く、夏向けの衣料やレジャー関連の売れ行きが悪いことも一因となっています。 今後は、クリスマス商戦にかかっているものの、小売オーナー達はあまり期待していないようです。
UBSのチーフ エコノミストScott Haslem氏は「今日の数字は、総じて景気が強弱まだら模様である事を示している。 当然のことながら、今日の数字で第4四半期の景気指標は弱い数字から始まっているが。」とし、更に「経済のファンダメンタルズは引き続き強いものの、最近の景気指標は弱い数字が続いており、RBAは相当長い期間、政策金利の据え置きをするであろう」とコメントしています。
また、Commonwealth Bank of Australiaのチーフ エコノミストのMichael Blythe氏は「消費者は、世界経済の不確実さと、住宅ローン金利の高さから、消費に対して非常に警戒的になっており『(消費を)削減できるものは何でもカット』していることが窺える」としています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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One comment on “豪、10月小売り売上げは1.1%下落”
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オーストラリア流・・カマトト・・
シャークより・・怖い・・
情報サーフィン・・ウィキリークスは・・もっと・・怖いか・・
Viva Australia・・・!!