2015/09/04 05:44 | 昨日の出来事から | コメント(1)
豪、7月の小売上利上げ高は0.1%減
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2015年第2四半期の豪の小売売上高は季節調整後で6月の+0.6%から、前月比0.1%減のAUD24.31bnに大きく減少しました。事前の市場関係者の予想は+0.4%でしたので、予想を大きく下回りました。
また、月次ベースの変動を調整したトレンド ベースでは、7月は+0.2%と6月の+0.3%を下回り、小売売上の低下傾向が鮮明に出ています。 これによって前年同月比では+4.4%となっています。
主な内訳としては、衣料は+2.9%増加し。靴や個人のアクセサリーとデパートの売り上げがそれぞれ1.3%増加しています。 その一方で、家庭用品が1.9%下落しています。
また、この日、ABSとは別に民間のAIG(Australian Industry Group)が発表した豪の8月のサービス パフォーマンス インデックスは、1.5ポイント上昇して55.6ポイントとなり、2008年3月以来の高い水準となりました。この指標では、50ポイントを上回ると景気が拡大基調にあることを示し、50ポイントを下回ると、景気が低迷していることを示しています。
Ai Group の会長Innes Willox氏は「昨日の豪のGDPが予想以上に悪かったことをうけて、今後、豪経済の低迷を予想する向きが多いが、今日の数字(サービス部門のAIGインデックス)は、それを否定するものである」とし、「今後は、鉱山部門の不調を背景とした景気低迷から次第にバランスの取れた経済成長へと移行していくことを示唆している」とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
One comment on “豪、7月の小売上利上げ高は0.1%減”
パードゥン にコメントする コメントをキャンセル
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。
なんどかしているようですが、何故、中国資本で
新規住宅開発をしないのですか?
現在、人がいない土地はありすぎるほどあるのが
オーストラリア大陸だと思いますが
景気が気になるなら、外国へ出たい中国人に
助けてもらえばウィンウィンの関係でしょうに
日本も中国人の亡命用の豪土地にODA
したら、豪にも中国にも喜ばれて一挙両得ですよね