2015/08/27 07:22 | 昨日の出来事から | コメント(4)
豪、2015年第2四半期の建築実績は+1.6%
昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2015年第2四半期の建築実績は季節調整後で前期比+1.6%のAUD49.81bnでした。事前の市場関係者の予想は+1.5%でしたので予想よりも若干高い数字となっています。
今回の数字は2015年第1四半期が+2.4%の高い数字だっただけにその反動が心配されましたが、まずまずの結果に市場関係者に安心感が広がっています。
主な内訳としては、鉱山関連のプラント建築や道路などのインフラ関係が前期比+5.6%と高い伸びを示しましたが、前年同期比では-8.8%と低い水準にとどまったままです。 一方で、住宅関連では、持ち家住宅、投資用住宅を含めて前期比+2.6%となり、前年同期比では+7.4%と引き続き豪の建築関連産業が豪の景気を下支えしている事が窺えます。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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4 comments on “豪、2015年第2四半期の建築実績は+1.6%”
maehashi にコメントする コメントをキャンセル
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もっと道路、鉄道など世界のために積極的に
インフラ投資をして、住宅環境も良くして
販売を伸ばすべきですね
財務が良くて、発展余地の大きい唯一の
大陸ですから、しっかりとしてもらわないと
なんなんですかね。 経験則にしては凄いですね
見事に日経はじき返されましたね。
解説をお願いします
いつもお世話になります。
ご質問の意味は「18,800円どころではじき返されるのは、どうしてか?」との前提でお話します。
それは、経験則でも何でもなくて、実際にポジションを持っている人の心理を考えれば想像できることです。
つまり、今年の5月から8月上旬にかけて約3か月にわたり、買った人の買いポジションのコストが19,000円以上だからです。
それをテクニカル分析的に申せば、相場上昇局面では、買いたい人は心理的な節目19.000円±200円を下値支持線として買っていましたが、ひとたび19,000円を大きく下回ると、今後は、それまでの下値支持線(19,000円±200円)が上値抵抗線になってしまうのです。
その結果、暫くは、19.000円近辺が上値抵抗線になります。
しかし、19,000円以上で買った人のポジション整理がある程度進むと、19,000円の上値抵抗線は次第に軽くなり、再び上値余地が出てくることになります。
よろしくお願いします。
前橋
時価総額は、GDPと同じレベルに達すると
上昇できないというオバマの賢人バフェットが
提唱した、彼の投資原則です
何度か、母屋で議論になっています