2015/07/24 05:51 | 昨日の出来事から | コメント(2)
豪、第2四半期のビジネス信頼感指数は4ポイント上昇
昨日、民間のNABが発表した2015年第2四半期のビジネス信頼感指数は、鉱山部門を除く全ての部門でプラスに転じ、前期比4ポイント上昇して4ポイントとなりました。 これによって前年同期比で10ポイント改善しています。
この背景には、RBAによる政策金利の引き下げと、最近の豪ドル安がありますが、ここにきて小売部門の信頼感指数が10ポイント上昇して+14ポイントなっていることが注目点です。
NABのエコノミストは、
(1) 鉱山部門は引き続き鉱山商品価格の下落と設備投資の減少によって低迷が続いているが、小売売上部門がここにきて大きく改善していることに驚いている。
(2) 今後のビジネス信頼感については、世界経済に引き続き不透明感があり(ギリシャ問題や中国の株価動向)、更には豪の国内需要が伸び悩んでいるものの、企業家は豪ドル安を背景に将来に対して強気の姿勢を持ち始めている。
とコメントしています。
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2 comments on “豪、第2四半期のビジネス信頼感指数は4ポイント上昇”
maehashi にコメントする コメントをキャンセル
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オーストラリアでも良く読まれているようですが
日本人にコントロールできるのですかね
日本の記事でさえ、グッチーにしばしば、だめ
言われてますから、世界経済に迷惑をかけなければ
いいですね。 英経済圏のそちらでは
話題になってますか?
いつもお世話になります。
はい、こちらでも少し話題になっています。
ですが、ここ豪では、むしろFinanacial Reviewと言う金融専門新聞の方が有名です(オーストラリア版、日経新聞みたいなものです)。
さて、今回の日経新聞によるFinacial Times買収ですが、資本的には支配できても、記事に関してまで日本人がコントロールできるとはとても思えません。 逆に振り回されるのではないでしょうか、、、、(失笑)。
こうした記事を見ますと、僕は、1980年代に三菱地所が、ロック フェラービルを買収したり、ソニーがアメリカ大手の映画会社を買収したりした頃を思い出します。
そういえば、今朝は明治安田生命がアメリカの中堅生保の買収の話も出ました。
これは少し前の話ですが、今年に入って、日本郵政が豪のTOLLという物流大手を買収しました。
日本企業によるこうした巨額買収の記事を見ますと、「やはり、今、私たちは1980年代のバブルの中にいるのな」と感じてしまいます。
よろしくお願いします。
前橋