2014/06/12 14:43 | 昨日の出来事から | コメント(1)
豪、6月の消費者センチメントは前月比+0.2%
民間のWestpac Melbourne Instituteが行った6月の Consumer Sentiment(消費者センチメント)指数は、5月に2年ぶりに低い水準をつけた後、0.2%上昇して93.2ポイントでした。
この指数は100を越えると消費者センチメントは消費に対して楽観的となり、100を下回ると消費に対して悲観的となります。 今回の数字によって3か月連続で100を下回っており、4月の緊縮予算発表前の水準から、まだ6.6%も下回った水準に留まり、消費者は今回の超緊縮財政予算に対して引き続き悲観的である事を示しています。
Westpac のシニアエコノミストの Matthew Hassan氏は
(1) 今回の足元の数字もさることながらが、来年に向けての見通しは(今年の4月の水準から)14.2%も下落しており、RBAが2年前に一連の政策金利を引き下げ始めた頃よりも下回っている。
(2) 去年の予算発表の時期(2013年4月)にも消費者センチメントは7%下落したが、その後は半分程度回復した。 しかし、今回は、殆ど回復していない。
(3) 我々としては、RBAが政策金利を引き上げる場合があったとしても、それは少なくとも2015年前半まではないと考えている。
また、この日、民間の別のANZ and Roy Morganが行った週間ごとの 消費者信頼感指数が発表され、こちらも4月のピーク時から14ポイントも下落したままです。
ANZのエコノミストは、「ここにきて消費者心理の悪化は弱まってきており、年後半にかけては改善すると思われるが、引き続き連邦政府の緊縮予算が重石となっている」とコメントしています。
一方で、一昨日、発表されたビジネス信頼感指数は、消費者センチメントほど連邦政府の緊縮予算の影響は、今の処、受けていません。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
One comment on “豪、6月の消費者センチメントは前月比+0.2%”
パードゥン にコメントする コメントをキャンセル
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。
グッチーは、2008年にアメリカ投資をしていて、今は、ウハウアでドンペリで乾杯のようですが、世界的な金融緩和の中で、健全運営をしているオーストラリアドルは上昇するはずとすると、グッチー・ノウハウでオーストラリア消費マインド最悪の時に投資すべきですか? クロコダイル通信購入してくださいが、回答かな(笑) そういえば、グッチーは最近オーストラリアに出没していましたね。
ところでオーストラリア軍は日本の潜水艦を買ってもいいよとか言っているようですが、現地の人は日本の軍事品なんと信用をしているのですか? 運行の
信頼性はあるかもしれから、戦いには使わずに潜水だけして、3メートルの巨大ホウジロ鮫を食っちゃた化け物でも追いかけるのすかね(笑)