2014/05/27 14:20 | 昨日の出来事から | コメント(1)
2014年の世界の商品市況
今週号の英誌エコノミストに2014年の商品市況に関する記事がありましたのでご紹介したいと思います。
今年に入って、英誌エコノミストが作った全ての商品価格を織り込んだ商品価格インデックスは、前年比で5%上昇しています。 主な要因としては、食料が11%上昇し、特にアメリカの旱魃とウクライナの政治情勢の悪化で小麦とコーンの値段が大きく上昇しています。 また、世界最大のコーヒーの生産地ブラジルも数十年来の旱魃でコーヒーが不作でコーヒー豆の価格は50%以上も上昇しています。
その一方で、 鉄や銅などの鉱山資源関連の商品価格は今年に入って3%下落しています。 これは、主に中国の経済成長が失速してきたこと、更に、中国当局が、銅を担保に資金調達することを厳しく取り締まっていることから、銅は今年に入って6%下落しています。
そうはいっても、先週のHSBCが発表した4月の中国のPMIは、景気の良し悪しの判断の分かれ目となる50ポイント近くまで改善してきており、今週に入って豪の株式市場はこれを材料に鉱山資源関連株に買いが入り始めています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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One comment on “2014年の世界の商品市況”
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カカオ豆・・
天候不順・・4月には3,050ドルまで約40%上昇・・
BBCレポート・・
フェアートレード・マーク・・
増えても・・現地・・恩恵ない・・
豆を剥く・・少年労働者・・学校も行かず・・食費だけで・・労働・・
何処で・・消えるのか・・・?!