2014/01/29 15:15 | 昨日の出来事から | コメント(1)
豪、12月のビジネス コンディションは2年半ぶりの高さ
昨日、民間のNab(National Australia Bank)が発表した2013年12月のビジネス コンディションは前月対比7ポイント上昇して+4ポイントでした。 尚、 ビジネス信頼感は前月と変わらずの+6ポイントでした。
Nabのエコノミストは
(1) 今回のビジネス コンディションの数字は、驚いたことに2年半ぶりに高い数字であり、これはRBAによる低金利政策と国内不動産価格の上昇、更には、最近の為替市場において、豪ドル高傾向が是正されていることが背景にあると考えられる。
(2) また、ビジネス信頼感が、選挙後にジャンプした後、これまでの予想以上に長く高い水準に留まっており、そのことがビジネス コンディションの上昇につながった。 こうした前向きな指標から、豪景気が回復に転じる時期が近いとの期待が持てる。
(3) 一方で、鉱山部門の設備投資が控えられていることから、労働市場は引き続き低迷している。
とコメントしています。
今回の数字と、先日、発表された2013年第4四半期のインフレ率の高さから、Nabは、今後の見通しについて「RBAによる政策金利の引き下げ下を当初の2014年5月から11月に先送りし、その後、政策金利の引き上げは2015年後半までない」と修正しています。
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One comment on “豪、12月のビジネス コンディションは2年半ぶりの高さ”
パードゥン にコメントする コメントをキャンセル
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豪ドルが低く押さえられている状況で、好景気ということは不動産価格はさらに上昇をする事になりませんか? 結局、オーストラリアも社会格差が拡大する方向になりそうですね。 クロコダイルさんのように外貨(円)で稼げて、家持ちだとダブルでハッピーになりそうですね。
この場合は、日本からの出稼ぎとは言えませんね。
世界のお金持ちの主流の生活でしょうね(笑)