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2013/03/08 06:39  | 昨日の出来事から |  コメント(0)

豪、 1月の貿易赤字は10億ドルに増加


おはようございます。

昨日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した豪の2013年1月の貿易赤字は、輸出が1%減少し、その一方で輸入が1%増加し、その結果として季節調整後でAUD1.06bnの赤字となりました。 事前のエコノミストの予想は、AUD500mnの赤字でしたので、予想を大きく上回りました。 また、12月の貿易赤字はADU688mnの赤字に修正されています。 主な内訳としては、石炭などの鉱山物の輸出が下落したことが大きな要因です。

ANZのオーストラリア経済担当のヘッドJustin Fabo氏は
(1) 石炭及び、その他の幾つかの鉱山物の輸出の低迷が貿易赤字の増大につながった。現時点においては石炭の市況がいつ改善するか予想できない。
(2) 輸出に関しては、我々が予想した数字よりも悪化しているが、今年全体を見れば、輸出が改善することによって貿易赤字も修正されていくと考えている。

また、National Australia Bank のシニアエコノミストのSpiros Papadopoulos氏は「1月の輸出の低迷は、クイーンズランド州の洪水の影響が出たと考えている。従って、今後、洪水の影響がなくなれば2013年の貿易赤字は改善すると考えている」とコメントしています。

また、この日、民間のAustralian Industry Group/Housing Industry Association(オーストラリア住宅協会)が発表した建築に関するインデックスは、1月から2月にかけて9.4ポイント上昇して45.6ポイントとなり、2010年6月以来の高い水準となりました。 しかし、好調、不調の判断の分かれ目となる50ポイントはまだ下回ったままです。

AIGの公共政策担当ディレクターPeter Burn氏は「これまで2年半に亘り低迷していた住宅建築不況が初めて大きくリバウンドした。 まだ1カ月だけの数字ではあるが、これは歓迎すべきことである」とコメントしています。

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