2013/02/19 06:25 | 昨日の出来事から | コメント(2)
日本再生の本当のカギは、TPP参加?!
今週号の英誌エコノミストに「レジーム チェンジ(Regime change)」と題して、白川日銀総裁辞任と次の総裁候補に関する記事がありましたのでご紹介したいと思います。
読者の皆様もご存じのように、アベノミクスは、今の処、日銀に2%のインフレ ターゲットを目標とすることをコミットさせ、もし、これが達成できなければ日銀法の改正にまで踏み込んでこれを日銀に責任を持って遂行させようとしています。 これによって、これまで110数年に及んだ日銀の金融政策運営は大きく変わり、確かに レジーム チェンジ(Regime change)と言っても過言ではありません。
その一方で、先週末のG20ミーティングでは、日本が「通貨安競争の槍玉にあげられるかもしれない」と懸念の声が市場にはありましたが、これも何とかクリアして槍玉に上がることを回避出来たおかげで、昨日は再び円安が進み、これを受けて日経平均は11,400円台まで買われています。
しかし、英誌エコノミストは「日銀の金融政策をインフレ ターゲットに軸足を変えさせることでこれまで円安にさせることが出来ても、根本的な問題である国内企業の借り入れ需要は引き続き低く、いくら紙幣をばら撒いたところで、本来の国内需要喚起に結び付かない(たとえ10兆円以上の補正予算を組んだところで、それも一時しのぎ)。 本当の意味で国内需要を喚起するためにはやはり規制緩和が不可欠であり、目先的にはTPPに参加することが一番の方法である」と指摘しています。
そういえば、今週末に安倍首相はアメリカ訪問することになっており、そこで話し合われることになっているTPP交渉に関する結果が、今後のアベノミクスの行方を大きく左右しそうです。 果たして日本再生の3本目の矢となるか、それとも無残にも3本目の矢は折れてしまうか注目です。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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2 comments on “日本再生の本当のカギは、TPP参加?!”
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推薦してくれるなら・・
まず・・
止めた方が・・無難・・
>>これが達成できなければ日銀法の改正にまで踏み込んで・・
う-ん・・内閣を・・賭けた戦い・・
其処まで・・
度胸があるか・・??
経済・国際・・環境・・
強気に・・踏み出せる背景・・誕生か・・??
兎に角・・胃腸には・・良くない・・新薬誕生か・・・?
自浄作用に頼っているのが現状なんでしょう、全て官僚任せです、これに挑むのがメディアとジャーナリストなのに新聞を読んでも何も分らない、財政債務を積み上げ財政赤字を垂れ流しても政治家や官僚はお咎め無しで済まされる、政権交代が起こっても殆ど何も変わらない、だから中央集権官僚制に問題があるとしか思えない、これを潰さないと日本再生は有り得ない。