2010/07/06 06:07 | 昨日の出来事から | コメント(1)
豪、インフレ圧力は引き続き残る
民間のThe TD Securities-Melbourne Institute Monthly Inflation Gaugeが行ったオーストラリアの6月のインフレ率は、5月のプラス0.5%に続いてプラス0.3%の上昇になったと発表しました。 これで8カ月連続で上昇し、6月の数字を年率に換算すると3.6%となり、RBAが目標とする中期的なインフレ率2−3%を大きく上回っています。 内訳的には、果物や野菜、休日の旅行や宿泊費、更に保険費用が、主なインフレ率上昇の要因となっています。
昨日の数字は、本日(7月7日)のRBAの定例理事会前の数字ではあるものの、公式な消費者物価指数は7月末を待たねばならず、今日の理事会では政策金利を据え置くとの見方が市場関係者の間では主流です。
TD証券のシニア ストラティジストのAnnette Beacher氏は、
(1)海外では依然として金融危機懸念が残るものの、一方で、オーストラリア国内では引き続き消費者物価は、不満足な水準(目標とする水準よりも高い水準)にあり、RBAが8月の定例理事会で政策金利引き上げを決定するかどうかに注目したい。
(2)また、我々は7月末に発表される第2四半期の消費者物価は1%の上昇を予想しており(年率で3.4%)、8月の定例理事会では政策金利を0.25%上げて現在の4.5%から4.75%にする可能性がある。
とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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One comment on “豪、インフレ圧力は引き続き残る”
ぺルドン にコメントする コメントをキャンセル
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豪政府は・・
痩せすぎのモデルを・・規制するとか・・
インフレ気味も・・
見た目は・・いいのですが・・
関連が・・あるのでしょうかね・??・・・