プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

移ろい易いは人の常か

 何とも物忘れの激しい国ではある。何ごとか起きると全員そっち、たちまち飽きて今度はこっち。いまの民主党への世論などを見ていると、この前郵政で自民党に一票投じた奴が、郵政などはころっと忘れ今度は小沢一郎、渡辺恒三ファンにな…

[ 2006/04/12 00:00 ] コメント(0)

まだ株を誤解している日本

 あるバラエティ番組の株式に関するコーナーへの出演依頼があり、かねてより株への偏見が目立つ番組が目についていたこともあって、株への認識を変えるいい機会だと思い立って録画撮りに参加してみた。  まこんなものだろうと、ある…

[ 2006/03/31 00:00 ] コメント(0)

あの東証がみずほに過怠金だって?

 過怠金という制度がある。これは業界内では当然守らねばならない義務やルールを怠った場合に、所轄の役所なり協会が罰金を課す制度なのだが、あの東京証券取引所がみずほ証券に対して一千万円の過怠金を課すのだそうだ。理由は巨額な誤…

[ 2006/03/23 00:00 ] コメント(0)

性善説と性悪説

もう30年以上も前の話しだが、ロスに駐在員として住んでいたことがある。その時に前任者から引き継いだ社宅がかつての静かな住宅街からいつの間にか環境が悪化していて、息子の小学校はガラスは全部破れ、弁当まで盗んで食われるなどひ…

[ 2006/03/16 00:00 ] コメント(0)

少しは感謝してみては(西脇プロに学ぶ)

 明治のころに日本を訪れた外国人の殆んどが「日本人は貧しくても親切で、むしろ高貴な品がある」との印象を強く受けた様子が見聞録に多く載っている。なかには残念ながら名前は失念したが、著名な歴史学者が「世界で滅亡させてはならな…

[ 2006/03/07 00:00 ] コメント(0)

ストック エクスチェンジの意味

 ライブドア騒ぎや偽メール、荒川さんの金メダルで世の中すっかりそちらに気が移っているようだが、それはそれ、これはこれでもっと大切なことを忘れているのではないだろうか。それは市場が機能していないことである。 その昔日米欧…

[ 2006/02/24 00:00 ] コメント(0)

「死語となった日本語」雑感

「国家の品格」という本を読んだ。うまいタイトルだし著者の藤原正彦氏は骨太だし、これは売れるなと思っていたら案の定ベストセラーとなった。いまの品性に欠けた世の中に怒り狂っている人が多いのだろう。  「品」「品性」「品格」…

[ 2006/02/10 00:00 ] コメント(0)

反対意見に耳を傾けよう

 とかく日本人は悲観論を好む傾向が強いが、一方で底なしとも思えるほど楽天的なところもある。だから世論もしばしば偏り、大きく左右に揺れるし、その騒ぎも一瞬にして忘れ去られてしまうきらいがある。  歴史的にも長きにわたって…

[ 2006/01/31 00:00 ] コメント(0)

「公」を再認識しよう

「官から民へ」のスローガンは結構だけど、判り易い言葉にはどうも胡散臭さが漂う。つまり短いキャッチフレーズだけで説明せずに民を煽るからである。金融システム不安の時もそうだが「国民の血税を銀行救済に使うべきではない」という言…

[ 2006/01/24 00:00 ] コメント(0)

だから言ったじゃないの、簡単にカネなど稼げないと

昨年11月末の当コラムで、株式市場をなめている当世成金たちの行く末を見たいと書き、友人どもからは「そこまでお前は長生きするつもりか」とからかわれたが、意外に早くもう人生を滑り落ちる若い奴が出てきた。  市場は本来国民共…

[ 2006/01/18 00:00 ] コメント(0)