2014/11/20 14:22 | 昨日の出来事から | コメント(1)
RBA総裁の講演会スピーチより
一昨日、RBA総裁Glenn Stevens氏が、メルボルンの経済発展委員会でスピーチをしました。その主な内容は以下の通りです。
(1) 現在の豪のインフレ率は2%台前半と落ち着いており、今後2~3年はこうした状態が続くと考えている。
(2) このような状況では、金融政策は金融緩和基調であるべきで、これを変えるような兆候は今のところない。
(3) また、RBAによる金融緩和政策が、現在の豪経済を下させる最も効果的な政策であると考えている(財政政策に頼る必要なし)。
(4) 現在の政策金利2.5%になって以来、標準的な住宅価格水準は2011年対比で18%上昇しているが(単価でAUD100,000)、地域によってばらつきがある。 たとえば、首都キャンベラは6%の上昇に留まっているのに対し、シドニーは28%も上昇している。
(5) また、家計部門に対する貸し出しは、年率で6~7%増加してきたが、このこと自体、特に大きな懸念材料ではない。しかし、投資用の住宅ローンに関しては、過去半年で年率10%も増加しており、これは健全であるとはいえない。
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One comment on “RBA総裁の講演会スピーチより”
パードゥン にコメントする コメントをキャンセル
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オーストラリアは、中銀の口先介がこれまでもうまくて、
日本は実力不相応の通貨高を押し付けられて苦しめられたきたような
気がしますが、現状で”緩和基調”という話はないでしょう。
世界平均から言えば財政も健全で金融も引き締め基調なのに、緩和基調という
ブラフは豪ドル高を嫌っているのでしょうか?
もっと内需拡大で世界の貢献可能ではないですか?