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８０円を前に売り物に抑え込まれる
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１.前日の動き

昨日のAUDは、７９円台半ばで寄り付き、　東京時間では同水準で暫く揉み合いました。　午後は買われて上値を試し、その日の高値７９．９２円をつけました。　ロンドン時間では、逆に売られる展開となり、NYの寄り付きにその日の安値７９．０２円まで値を下げました。　その後は７９円台後半まで買い戻される局面もありましたが、　現在は７９円台前半で取引されています。　　　　　　　　　　　　　

２．チャート分析

テクニカル分析：　　　　
長期の指標は雲の上ギリギリの水準にあり、強気と中立の境目に位置しています。　中期の指標は弱気から中立に転換してきました。　目先の強弱を判断する線が７８．８７円にあって、昨日はこの水準で下支えされました（目先強気）。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは上の青の線のように考えています。　この考えに従えば、現在の相場は、　９月上旬の８０円でサイクル高値をつけ（ダブルトップ）、９月中旬から下旬のサイクルボトムに向けて下値模索します。　一方で上図、赤の線の可能性も出てきました。この考えでは、今週の７７円台でサイクルボトムをつけ、新しいサイクル入りをしているという考えです。　８０円を超えてくると、このサイクルの考え方の方が優勢となります。

ボラティリティ分析：　　　
先週は、短い２０日間のボラティリティが、下げ足を速めました。　６０日間のボラティリティは２０日間のボラティリティほど下げていません。　　今週に入っても２０日間のボラティリティは下げていましたが、ここにきて下げ止まり感が出てきました。　反発局面待ちか。

３．今日の方針

サイクルボトムをつけた可能性があること、目先の強弱を判断する線を越えてきていることから、押し目買いの姿勢で見ます。

方針　１：７９．２０円で買いました。　７８円を切ってくるようであれば損切りします。
方針　２：利益確定の第１目標は、７９．７０円です。　
追撃ポイント：８０円を超えてくるような局面では、追撃の買いを検討します。