もう一人のクレオパトラとポストイット
名前はクレオパトラではない。 ヒパティア・・ 王族ではない、 ないが、クレオパトラと似ている。 美人で品が良く、気位が高く・・頭脳がずば抜けていた。オールマイティの理工系美女。 数学と天文学の業績、第一人者であり、学問の … 続きを読む
名前はクレオパトラではない。 ヒパティア・・ 王族ではない、 ないが、クレオパトラと似ている。 美人で品が良く、気位が高く・・頭脳がずば抜けていた。オールマイティの理工系美女。 数学と天文学の業績、第一人者であり、学問の … 続きを読む
ではクレオパトラの死はどうだろう・? 「何が起きたか誰もわからない」 ローマの史家が冷静に書いている。 言える事は毒蛇に噛ませて自殺した、と言うのは劇のクライマックスではあるが、アントニウスの死と同様真実味を意味しない。 … 続きを読む
二人はアレキサンドリアに戻った。 何事もなかったように市民は歓迎した。クレオパトラは勝利の旗を掲げたが不必要だった。 「眞似のできない生活の会」は流石に解散された。そして「共に死ぬ会」が結成された。覚悟の程を披露した。デ … 続きを読む
例によって小シーザーはアンティウムの海戦の勝利を、大々的に行った。 絶好の宣伝であった。あったが海戦の勝利はさほどの事ではなかった。 この作戦は海上封鎖が主目的であって、突破されては失敗となる。作戦の拙さで突破された。ク … 続きを読む
パルティアへの遠征は、アントニウスには荷が重すぎた。 重すぎたが、小シーザーとのBC40年のプリンティシウム協定がある。パルティア遠征はアントニウスが行う事になった。手打ち式はクレオパトラよりも美しいと言われる小シーザー … 続きを読む
小シーザーには右手と左手があった。 右手はアグリッパ。 下級の騎士階級出身だが、アントニウスより軍事能力は上回った。 クレオパトラの鉤鼻は低くても歴史に影響なかったが、アグリッパの軍才がアントニウスにあれば、歴史は変わっ … 続きを読む
プトレマイオス王朝は王は側室、王妃も愛人を持つのが当たり前だった。 つまり母系社会の再現で、誰が父親だか分からないが、母親だけは間違いなかった。間違いなかったが、クレオパトラの母親が誰だか分かっていない。 祖母も側室だっ … 続きを読む
アントニウスはアテネで修辞学を勉強した。特に巧みな演説によって、群集心理を操るプロである。 種々異なる記録はある。その一つに・・シーザーの葬儀に見せた芸術的トリックは、ギリシャ人でさえ驚嘆させただろう。 律儀な追悼演説を … 続きを読む
クレオパトラと出会った事は無い。同名のエジプト煙草とは数箱付き合った。すぐに別れられた。 太陽の周りを回る小惑星クレオパトラは、知識上にはあるが、肉眼で見たことない。 見たことないが、クレオパトラと同時代のイシス像、写真 … 続きを読む
アレキサンドリアとローマ・・人口は拮抗していたが、質的には大都市と田舎町程度との落差がある。 現代でも当時のアレキサンドリアに匹敵する都市はない。何しろ都市全体が芸術作品であり、通りや公園・公共建築には、大英でもルーブル … 続きを読む