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The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2019/03/17 17:12  | コラム |  コメント(1)

明治維新の疑問77

英国と薩長の関係は・・解くのに難しくはない。
英国は国是として・・日本を支配権に置きたい。植民地にするのは放棄していた。日本のような国は・・植民地にするには向いていない。明治の日英同盟が示すように・忠実で役に立つ下請け国にしたい。それは現代の日米関係と何ら変わりがない。鎖国を止め・明治憲法下55年で敗戦によって・自由な国家としては幕を下ろした。今は米国の網の下・米国の軍事力に守られて・首輪を掛けられた番犬として・生きながらえている。

英国の立場は概ね説明した。英国は統治機関である幕府から・・如何に金を搾り取るに戦略は絞られていた。英国は武器を売りたい。長州は武器が欲しいが金がない。金は無いが米は余っている。
薩摩は密貿易で金がある。金はあるが米が慢性的に不足していた。
とすると・・
英国を項天に・英国は薩摩に武器を売り・長州はその武器を米で薩摩に支払う。
貿易の三角関係が成り立った。この三角関係が幕府を倒した事になる。魔のトライアングルだ。

米は幕府が輸出禁止品に入れていた。米の長州と薩摩間の取引は国内の合法的な商行為になる。
ただ薩摩の武器購買は禁止条項になるが・・鎖国以来は薩摩は密貿易で・飯を食って来た。常習犯である。だから隠密狩りに徹していた。薩摩飛脚とは・・薩摩に潜入した御庭番を言い・間宮林蔵を除いて生きて帰れなかった。

ただ問題はあった。薩摩・長州・グラバー三者間の輸送船の出入りが目立っては困る。それ程頻繁に輸送船が行き交う量だった。そこで登場したのが龍馬であり・「亀山社中」だ。
龍馬が適役だった。金はグラバーが出した。龍馬は勝の海軍養成所が潰され・勝の紹介で手下多数を引き連れ・薩摩藩に転げ込んでいた。

輸送船の操行はおてのものだった。薩摩にとっても・・龍馬にとっても・長州にとっても・グラバーにとっても・ウエルカムの事態であった。幕府が小胆で・勝の海軍士官学校を潰した報いを受けた羽目になった。
願ったりのタイミングであり・地獄に仏だった。龍馬の亀山社中は・・薩摩のアルバイト家業から・グラバーの下請け廻船業者に変貌した。グラバーの背後に・ジャーマン・マディソン商会があったとはいえ・・書記官アーネスト・サトウと公使パークスと連携を密にした結果・グラバーは明治維新誕生の黒幕になり得た。
又龍馬の「義理など夢にも思うなかれ」「恥ということを打ち捨てて世のことは成るべし」と嘯いて・武器商人に徹した龍馬のアプレの精神が・輝いた。輝きすぎて・・仲間から後ろから切られた・・・( ^ω^)

One comment on “明治維新の疑問77
  1. おののののか より:
    級長

    竜馬は脱藩浪士だから、グラバーの下、思う存分自由に動けた。だが容堂からも援助されたとコラムにも出てきた。面白い立場だ。竜馬はグラバースクールの学級委員・級長みたいだが、どうも勝は准教員だったのかな。どこかでグラバーと面識があっただろう。だが級長の竜馬が最後に、クラスから浮いてしまった。

    海援隊は・・薩摩藩から各々月2両三分の日雇いで・暮らしていた・・・
    ( ^ω^)

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