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The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2018/12/03 13:24  | コラム |  コメント(1)

性的器官はいかに進化したか②

そもそもとメノ教授はダーウィンに問題があったと主張する。
「種の起源」「人間の進化と性淘汰」によって・・
カラフルな鳥の羽根やカブト虫の角・鹿の枝角・・第二次性徴が自然淘汰ではなく・性淘汰によって・つまり異性の好みへの適応によって形成されたと・大先生は説明した。

大先生は・・性淘汰が交尾器や一次生殖器には関与しないと断言する。それによって・・自分の理論に第一次性徴が入り込むのを拒んだ。
それらの器官は・・あくまでも実用的なモノであり・普通第二次性徴と呼ばれる形質に・共通する装飾的な性質を持たないからという理屈であった。この考えが学会を支配した。

進化生物学が・・交尾器に関心を払う様になったのは・1975年ブラウン大学の昆虫学者ワーゲが・
カワトンボのペニスに関する短い論文を・サイエンス誌に発表した。
カワトンボには・・ちっぽけなには小さなスプーンのようなモノが付いていて・交尾中オスはこれを使って・メスの膣を掃除し・自分よりも前に交尾したオスの精子が残っていたら・総て掻き出すという事を証明した。

当然人間の雄も・・ペニスにそんな役割をもたせているのでは・と懐疑心が持ち上がり・調べると亀頭にもそんな極秘任務があると発見したのかも知れない。いまではその認識は常識になっているが。避妊を邪魔立てするほどの効能は無い。

このワーナの論文は・・生物学者を開眼させた。大先生の画期的な論文に・穴が開いた瞬間でもあった。太陽の季節で主人公が・・障子に穴を開けた瞬間でもあった。それが出来るか否か・再実験で試した事はない。

動物の生殖器が・・ただの実用器ではなく・ある種の性淘汰が起きる場所でもあるという証拠が・
初めて得られたのだ。これはカワトンボの進化において・・最良の精子掻き出し器を持つオスの方が・多くの子孫を残していたからだ。

進化とは・・「種の利益になるよう」作用するのではなく・進化とは繁殖を巡ってある種の利己主義がもたらす作用であり・その目的は個体が自己の遺伝子を・次の世代にうまく送り込む事に尽きると理解されるようになった。だから・・進化の原動力に逆らう避妊をするべきではないと・主張する魂胆はない。

進化とはひたすら生殖を目的とするもので・・生殖器をつぶさに調べるのは当然の手順だった。つまり・・sexなくして進化などあり得ない訳になる。
ただ進化の為にsexに応じてくれる認識と知性が高い女性と・巡り会えるかという難題が次に控えているのを否定出来ないが・・男も女もsexしたくなるのは・進化の当然の要求だと知っておくのは悪くない・・・( ^ω^)

One comment on “性的器官はいかに進化したか②
  1. おののののか より:
    進化スピード 種の利益

    日本男児の草食化を嘆いておられますか。笑 父系社会の息苦しさ、無理があるかもしれない。おおらかだった母系社会の方が生物としてのいろいろな進化が早かったと思われる。淘汰のスピードも速かった。先端の掻き出し笠も大きかったのでは。利己主義だ。だが現代に至るような文化が生まれにくい。男が種の利益を考えたのだろうか。

    その意識の進化を呼び起こしたのか・・どうなかなぁ・??
    ダーウィンも気づいていない筈がないと思うが・そこまでやれば「進化論」は抹殺されただろうな・・・( ^ω^)

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