ブログ記者によるオンライン新聞 グッチーポスト

The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2018/08/22 20:30  | コラム |  コメント(3)

習皇帝と王副王・・最終決戦

「反腐敗が失速? 中国問題専門家:江沢民の逮捕が急務」
2018年08月22日 16時03分 大紀元・(大紀元コメンテーター・夏小強、翻訳編集・張哲)

「国営新華社通信は同日、同会議における習主席のスピーチ全文を掲載。
習氏は「軍に対する党の絶対的指導を堅持する」と強調した。
軍の汚職摘発に触れたのはスピーチの終盤で1回のみだった。
近年、大々的に展開してきた反腐敗キャンペーンは勢いを失った印象を受けた。

一方、その前日、劉少奇・元国家主席の息子、元将校の劉源氏(上将)も国内メディアに対して軍での反腐敗運動について述べた。
劉源氏は、軍内の習近平派と知られている。
習近平氏が推し進める反腐敗運動で、劉源氏は軍での汚職摘発に協力した。
軍高官の谷俊山氏、郭伯雄氏、徐才厚氏の腐敗問題を告発したのは劉氏だと報じられていた。
同氏は15年12月、軍の総後勤部政治委員から引退。

中国紙・新京報が19日、微信公式アカウント「政事児」で劉氏へのインタビュー記事を掲載した。これによると、劉氏は12年11月の党大会前、総後勤部の谷俊山・副部長(中将階級)の汚職問題を当局に告発した後、谷の後ろ盾である徐才厚党中央軍事委員会副主席(当時)に「潰すぞ」と脅迫されたと明かした。

また劉氏はインタビューで、長年軍部を牛耳った徐才厚氏による悪影響は「致命的だ」とし、
「軍の反腐敗運動は長期戦になる」と主張した。
劉源氏の発言は、習近平氏の演説にシンクロしたものだとみられる。

昨年11月の党大会で、当局が反腐敗運動で「圧倒的な勝利を勝ち取ろう」とのスローガンを掲げたが、今は失速しているようにみえる。
習近平氏が2018年新年祝辞で、就任後初めて反腐敗について言及しなかった。

一方、党幹部や公務員らの汚職を取り締まる党中央規律検査委員会の趙楽際・書記は就任後、
メディアや公の場への露出が少ない。
今年に入ってから、失脚した幹部の階級が低くなり、人数も限られている。
当局は当初、反腐敗運動を始めた際、幹部の階級に「上限を設けない」と豪語した。なぜ、今その勢いが後退したのか。

理由は簡単だ。
軍内の反腐敗を例にしよう。
谷俊山氏の後ろ盾は徐才厚氏と郭伯雄氏で、
徐氏と郭氏の後ろ盾は、党・軍に汚職・腐敗をまん延させた張本人、江沢民氏だ。
習政権が、江沢民派の核心人物である周永康氏を失脚させた後、江沢民氏とその側近の曽慶紅前国家副主席の2人を一網打尽しなければならなかったが、このようにしなかった。

江勢力を完全に排除しなければ、反腐敗の勝利を獲得できない。

それどころか、江沢民派に反発の機会を与えてしまう。
この政治情勢を安定させ、国民の不満を払しょくする絶好のチャンスを、習近平氏は逃した。そのうえ、昨年党大会以降、習政権の政策が左寄りに転換した。

習近平当局は今、内憂外患の状況に陥っている。
国外では、トランプ米政権が対中強硬姿勢に転換し、国際社会も世界覇権を狙う中国共産党政権に対抗する動きを加速化させている。
国内では、江沢民派をはじめとする利益集団が習近平氏の失脚を狙っているほか、共産党の暴政に対して退役軍人や強制立ち退きの被害者、ネット金融破綻の被害者などが各地で、次々と大規模な抗議デモを行っている。

この現状は共産党政権を崩壊に追い込む可能性さえある。
反腐敗は今では無意味の運動となり、失速するのも自然の流れである。
この局面を打破するためには、直ちに江沢民氏を逮捕するしかない。
でなければ、過去数年間の汚職摘発キャンペーンが、国民に無益な党内の権力闘争に過ぎない」

江沢民氏の前に立ちはだかっているのは・・その側近の曽慶紅前国家副主席だ。
習近平氏を政治局常務委員に選び・・主席に座らせたのは・江沢民であり・曽慶紅前国家副主席・だ。大恩人だ。
江沢民・曾慶紅にすれば・・習マリオネットに過ぎなかった。習マリオネットが自分を操る糸を切り・・反逆するとは予測外の政治行動だった。
ここで鍵は・・
「影のドン」曽慶紅 江沢民の腹心として登り詰めた人(1)
大紀元2016年12月29日 21時28分 ・になる。

「曽慶紅は、中国の国家安全情報システムを牛耳る人物と認識されている。しかし実は、その情報システムや諜報活動を掌握するポストに就いたことはない。では、曽慶紅はどうやって国の情報スパイ活動を掌握し、「ドン」とまで形容されるようになったのだろうか。

曽慶紅 子どものころから特務政治に傾倒

曽慶紅の父親・曽山は、中国共産党の諜報システムをまとめる内務部長を務めた人物。曽慶紅は、情報特務系統の申し子とも言える。中国本土で発禁本に指定されている宗海仁著『第四代』(注1)には、曽山は内務部長の職にあった時、明朝、清朝の資料を読みふけり、官吏の道を深く理解すべく、苦学を重ねたと記されている。

この父親からの影響を色濃く受けたため、曽慶紅もまた、明代、清代の宮廷秘史に興味を持っていた。なかでも、敵対人物にいかにダメージを与えるか、権力闘争の中で自分の立場をいかに守るかについて学んでいた。

明朝の「錦衣衛」と「東廠」は、当時の朝廷の諜報機関としてその存在が広く知られていた。清朝になると、隠密に事を運ぶようになり、組織の存在と活動が公には分かりづらくなっていた。
(参考・中国映画 修羅:黒衣の反逆)
子どものころから宮廷の権力闘争秘史を愛読してきた曽慶紅。「特務のドン」となることが宿命づけられていたようだ。

江沢民の腹心となる

特務には、忠誠を誓った取りまとめのボスが存在するが、そのボスもまた、誰かの下で活動している。毛沢東には康生という腹心がいたが、曽慶紅は江沢民の腹心となった。その地位に、どのようにして登り詰めたのか。

1984年、石油部外事局の副局長を務めていた曽慶紅は、父・曽山のかつての部下である上海市委書記の陳国棟と、上海市長・汪涵道の助力で、上海組織部(人事部)副部長に転職した。わずか数カ月後、曽慶紅は部長に昇格した。

それから一年後、陳、汪の両名は引退し、代わりに芮杏文と江沢民が、それぞれ上海市委書記と上海市長に就任した。このころ上海の人事組織系統に対し、曽慶紅は若返りを図るという大胆な改革を行った。この政治手腕が芮杏文に認められ、芮杏文は曽慶紅を市委副書記に昇進させた。

芮杏文と江沢民は、犬猿の仲だった。87年の終わりに、上海出身の江沢民は「よそ者」である芮杏文を上海から追い出し、トップの上海市委書記の座に付いた。その時の市委副書記が、呉邦国、黄菊、そして曽慶紅だった。江沢民のお気に入りは、生粋の上海人の黄菊。政敵の芮杏文に目をかけられていた曽慶紅は、江沢民とはあまり親しくなかった。だが、江沢民はその後、政治の中枢中南海に赴く時に、子飼いの黄菊ではなく、曽慶紅を伴った。

何故か。
鄧小平に突然抜擢された江沢民は、大きな不安を抱えながら北京入りした。
失脚した胡耀邦、趙紫陽と同じような結末になることを恐れていた。
江沢民は、胡耀邦や趙紫陽と比べて資格も実力も全くおよばず、自身もそれを自覚していた様だ。

曽慶紅は20年で、地方の副局長から国家副主席へと異例の出世を遂げた。

89年から93年にかけて、曽は中央弁公庁副主任を務め、93年から99年には中弁主任に出世。中央弁公庁は中南海の党・政府高官の日常生活、仕事環境、安全警備等を全般的に管理する機関であり、その主任は中央指導者の最も信頼する人物が任命され、「大内総管」とも言われる。

99年から02年には中央書記処書記、中央組織部部長に任命され、人事権を掌握した。02年には政治局常委になり、権力の中枢に加わった。03年には国家副主席に就任するとともに中央香港マカオチームの責任者も兼任し、香港地域の実質のトップになった。

曽慶紅がそのキャリアにおいてよりどころとしたのは、明朝、清朝の宮廷における権力闘争から学んだ「東廠モデル」、つまり「特務政治」だった。

豊富な人脈と得意な権謀術数に、こうした特務的手法が加わったことは、曽慶紅が政治手腕を発揮する資本となった。さらに、江沢民に道徳のボトムラインはなく、曽慶紅に権謀術数をもてあそぶ機会が与えられた。

中国の官僚の汚職は、鄧小平時代の改革開放のころから引きずっている問題だった。江沢民時代はこれを取り締まるどころか、むしろ積極的に利用した。江沢民政権の「貪腐治国」とは、官僚の腐敗を放任する一方、汚職不正などの証拠を情報機関が収集して「秘密個人ファイル」を作成し、それを利用して腐敗官僚を服従させ、政治的な取引を通じて権力を集約すること。江沢民は自分に追従する官僚を次々と重要ポストに抜擢し、政治の私物化を進めていた。

「貪腐治国」のため、野放しになった腐敗官僚が党内や政治機関にはびこり、拝金主義が広まった。江沢民と曽慶紅、2人が20年に渡って互いをうまく利用し合った結果、中国にこれまでで最も腐敗のはびこる、血なまぐさい時代が訪れた。

江沢民は党総書記に就任したものの、周囲からはつなぎの人物に過ぎないとみなされていた。その江沢民が総書記の地位を維持できたのは、曽慶紅の働きによるところが大きい。安全情報システムを使って国の統治を維持することで、曽は江の命綱となった」

曾慶紅が・・如何に・・中国伝統の宮廷政治家として・・情報の神髄を極めた人物か・一読すれば分かる。では王岐山はこの宿敵に迫れなかったのかというと・・そうではない。

「江沢民の最側近に聴取か 親族らの資産は7200億円=香港誌」
大紀元・2017年04月05日 17時49分

「中国共産党中央紀律検査委員会(中紀委)は最近、江沢民の側近中の側近と言われる曽慶紅・元国家副主席と弟の曽慶淮・元文化部特別巡視員に対して、一族の汚職や腐敗の実態問題で事情聴取を行った。香港誌「争鳴」4月号が伝えた。

同誌によると、中国の全国人民代表大会と政治協商会議(両会)が閉幕後の3月18日、中紀委の趙洪祝・副書記と党中央組織部(中組部、党内人事や党の建設等を管轄)の趙楽際・部長は、北京の玉泉山幹部休養所で、曽慶紅氏と曽慶淮氏の2人に中国国内での経済活動と海外での社会活動について事情を聞き取った。

太子党で強力利権 曽兄弟

太子党で絶大な権力を持つ曽兄弟の親族は、国内、香港・マカオ、海外で総額約400~450億元(約6400億~7200億円)の資産を持つとされる。香港で28~30億元(約448~480億円)、マカオで10億元(約160億円)、オーストラリア、シンガポールなどの国では36~40億元(約576~640億円)と推計されている。

曽慶紅の息子の曽偉は、オーストラリアやニュージーランドで設立した企業の貿易規模が年間25~30億米ドル(約2750~3300億円)になるほか、両国で保有する不動産が20カ所以上。オーストラリア国籍を持つ同氏は、すでに4年も中国本土に戻っていないという。中国当局の反腐敗キャンペーンで自らの取り調べや身柄拘束を警戒している可能性が高いとみられる。

一方、曽慶淮の娘の曽宝宝は国内5社の上場企業の社長や役員を務める。曽宝宝の不動産開発企業は深セン、広州などでの収益が400億元(約6400億円)以上だという。

中国当局、海外にいる親族帰国を求める

同誌では、当局は曽一族の不正蓄財をすでに把握しており、今回は2015年1月7日以降曽兄弟に対して3回目の事情聴取となったと示した。当局は曽兄弟に「積極的な調査の協力」を求め、2人には「特権や特別待遇」がないと強調した。さらに、曽兄弟に、海外にいる親族が帰国し事情聴取を受けるようと要求した。

一部の香港メディアの報道では、昨年中国共産党指導部の非公開の北戴河会議の前に、習近平国家主席が中紀委の王岐山・書記に対して、曽慶紅らの元中央政治局常務委員への直接事情聴取を行うようと指示した。習当局はこの事情聴取で、各常務委員の個人、配偶者、子女が保有する資産規模や経済活動などを報告するようと要求した。

また、習当局は14年8月に国務院が発布した『不動産登記暫定条例(意見聴取版)』で高官らの資産公開制度を試みたが、党内既得利益集団から激しく抵抗を受けた。

中国共産党政権において、最高指導部から下級官僚まで腐敗や汚職が横行する中、当局が高官らの資産を公開すれば、高官らの腐敗実態が明るみになる可能性が高く、失脚を余儀なくされるのを恐れているからだと考えられる。

「争鳴」誌は、曽一族が保有する実際の資産総額はいまだ謎と指摘した。

今年に入ってから、曽慶紅の周辺では元側近などが相次いで、当局に身柄拘束をされて、又は腐敗問題で法的に裁かれた。

1月27日旧暦の大晦日に、曽一族や他の江派閥高官らの資産運用や管理を任された中国人富豪の肖建華は当局に、香港から本土に連行された。大紀元が入手した情報では、肖建華は取り調べで、曽慶紅らの腐敗実態を全部自白した。習近平当局と中紀委は、曽慶紅の逮捕に向けて準備を進めている。

中国最高人民検察院は2月6日、曽慶紅の側近の馬建・元国家安全部副部長に対して収賄罪で立件調査をしたと発表した。他に、チベット自治区人民代表大会常務委員会の楽大克・前副主任や全国政治協商会議の蘇栄・前副主席も、収賄罪でそれぞれ無期懲役と懲役13年を言い渡された。

一方、曽慶淮と密接な関係を持つ、香港に本社を置く歓喜伝媒集団有限公司の董平・会長は3月10日に当局に身柄拘束された。董平は中国映画界のドンと呼ばれ、歓喜伝媒は第73回米アカデミー賞の外国語映画賞を受賞したアクション大作「グリーン・デスティニー」に投資した。

習近平当局は、江沢民や曽慶紅らへの打倒に向けて着実に進んでいるようだ」

(翻訳編集・張哲)

しかし・・習総書記は・皇帝は二人にまだ手を付けていない。いないどころか・後退さえ大紀元は
臭わせている。これは習主席が終身制(中国全人代、国家主席の任期撤廃 習氏3期目可能に
日経2018/3/11 16:56)を・・王岐山の政治的復活・終身副主席終身の座を獲得交換に・・
江沢民・曾慶紅と手を打ったと解釈するのが・・一番安易であり・容易い。

習総書記は・・皇帝の玉座に坐したが・昨年末暗殺未遂事件が起きたのは・・まだ糸を引いている。本来ならば・・王岐山がその代表としてトランプ大統領側と・貿易戦争等交渉しなければならない段階にあるにも関わらず・・深海に潜ったままだ。
深海では二つの怪物が生命を賭けて死闘・暗闘しているのだろう・・・( ^ω^)

3 comments on “習皇帝と王副王・・最終決戦
  1. おののののか より:
    筆が乗ってますね

    久々の漢民族王朝、また北の異民族王朝、そしてもう科挙制のない中国史上初の共産党政権。中華という帝国組織で生き残る法則は同じなんだろうな。宮廷政治。大組織になるほど特務政治が幅を利かす。貧腐治国、けっこう普遍的か。中華の民の性質も変わったわけではない。輪廻のような中国。これを周王朝以来の一連の政治と言い張らないと正当性が保てない。

    王岐山のスタイルも特務系だな。彼のプロフィールも知りたいものだ。たしかに深海で曽と死闘しているのだろう。

    それにしてもなぜ皇帝鄧小平は江沢民を指名したのか。次は真の後継者胡錦涛含みだったと思うが。胡耀邦、趙紫陽には日本ものぼせてしまったがあえなく鄧小平に潰された。天安門事件で日本だけ鄧小平を助け、またのぼせ上った。日本の器は帝国ではない。鄧小平の遺言は、今は我慢しツメをとげだった。やはり民主的ではない中華の皇帝だった。今の腐敗の道を開いたのは鄧小平だ。幹部の懐に入るカネが、中国史上頭抜けているのでは。共産主義などもう眼中にないのでは。だがいずれ壁にあたり帝政に戻ると思っていたのだろうか。そして習の帝政への道を開いたのは鄧小平の後継者胡錦涛だった。鄧小平のミスをカヴァーしたのか。やっと江沢民逮捕の表現が出て来るまでになった。

    王岐山が米中貿易問題を交渉できないとまずい、というぺルドンさんの指摘は 痛い。習の外交交渉は能がない。軍部と同じだ。道を間違いそうだ。 

    江沢民と曾慶紅対習皇帝と王岐山副王・・
    タイプは似ている・・似ているが・権力は皇帝にあり・・
    後は暗殺かトランプに戦争をしかける以外・・江沢民には残されていない。王 滬寧の根が曾の根に絡んでいるかだが・・絡んでいると考えた
    方が無難だ。とすると・・習皇帝がどの様な処方をするか・?
    曾を江沢民と切り離し・・王岐山と手を組ますか・・?!・・・
    ( ^ω^)
     

  2. おがわ しゅんじ より:
    シェアさせて下さい。m(__)m

    勉強になります、宜しくお願いいたします。m(__)m

  3. ペルドン より:
    おがわ しゅんじさん

    大して役に立ちませんよ・・・
    ( ^ω^)

コメントを残す

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。