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The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2018/08/09 00:19  | コラム |  コメント(4)

WSJ・王岐山紹介

「米中貿易戦争、解決のキーマンは王岐山副主席か」
2018年8月2日 WSJ By Chun Han Wong

貿易をめぐる米中の緊張が高まった今年5月、中国の王岐山(おうきざん)国家副主席は米実業家らとの会談の場で、中国の産業政策に対する米国の批判に反論。中国の歴史に関する米国の無知について詳しく説明した。
 
王氏は貧困から抜け出そうとする中国の苦闘を・理解しない米国の姿勢をたしなめた。
米国が中国の苦闘を理解すれば、
中国共産党とその政策についても理解が進むだろうと話したという。
王氏は、孫武の兵法書「孫子の兵法」の「敵を知り、己を知れ」の格言を引用、自らのメッセージを強調した。

王氏は副主席として、訪中する米国人らに舞台裏でメッセージを伝達する役割を果たしている。
習主席の経済アドバイザーである劉鶴副首相が、貿易紛争をめぐる米国との交渉を主導している。
王氏は、外圧に屈することなく自らの発展の道を進む中国の決意を伝えている。

米国は7月6日、340億ドル(約3兆7800億円相当)の中国産品への追加関税を発動し、貿易戦争をエスカレートさせた。
その数日後、王氏はシカゴ市のラーム・エマニュエル市長、 テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)と個別に会談した。

エマニュエル氏との会談は王氏の要請・エマニュエル氏の報道官によれば、会談で王氏は、
「米中関係の現状は中国側が望んでいるものではない」としながらも、
「中国は自国経済を強化するビジョンを思いとどまることはない」と述べた。
 
上海に電気自動車(EV)工場を建設する計画を発表する為・中国を訪れていたマスク氏は、王氏と面会したことをツイッター明らかにし、
「歴史や哲学に関する非常に興味深い話し合いをした」と書いた。
米国で一目置かれる存在になっている。

一部の米当局者や企業経営者は中国当局者に対し、貿易摩擦解消のため王氏が訪米して交渉に当たるよう要請している。王氏は1990年代以降、銀行家や政府高官として多くの米側関係者と交流してきており、米国の金融界や政界で一目置かれる存在だ。

ただ関係者によれば、王氏は5月に北京の中南海で米経済界の首脳らと会談した際、自らが対米関係を統括することは否定。習氏が望むことならば何でもするのが、国家副主席としての職務であると語った。

副主席としての王氏は、名声と影響力を持って外交上の職責を果たしている。昨年10月に共産党政治局常務委員から退任したが、今も重要会議には出席しており、
党の外交政策を担う新設の「中央外事工作委員会」の事実上のトップに就任している。

王氏を知る人々は、正直者だという評判があって、子供がいない同氏が、この職務にうってつけだったと述べる。
1990年代半ばに、大手国営金融機関のトップだった王氏は、米モルガン・スタンレーと交渉し、同国初の合弁投資銀行である中国国際金融(CICC)を創設した。

1995年のCICC創設時、株主の1人が王氏に高価なゴルフクラブのセットを贈った。
当時、CICCのCEOを務めていたハリソン・ヤング氏によると、
「倫理・優待規則によって受け入れも拒絶もできない贈答物に相当した」ため、
董事長だった王氏は、これ見よがしにゴルフクラブを自分のオフィスの目立つところに置き、「我々は、これに触ってはいけない、と職員に告げた」という

外国の賓客との会談で、王氏は、中国について、
「世界における正当な場所を求める善意のパワーだ」と説明している。

大学時代に歴史学を専攻した王氏は、
フランスの思想家アレクシ・ド・トクヴィル「アメリカの民主政治」、
ハーバード大の哲学者マイケル・サンデル氏「これからの『正義』の話をしよう」
数々の著作を渉猟してきた。中国史や世界史に言及することもしばしばだ。

王氏は今年5月、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで・・
国家副主席として初めて公の演説を行い、
「あらゆる国には独自の歴史と文化と同様に、独自の現実がある」と主張。
あらゆる国は
「自国に適した開発の道を追求すべきだ」と説いた」

ぐっちーが勧めてくれたが・・今頃wsjがこの程度の記事を掲載すること事態・・大紀元の後塵を浴びている証にはなる。

「習主席 泣いて孔明を切るか」で紹介した大紀元の記事では・・
「王岐山氏や劉鶴氏などの党内現実主義派は
「中国は米国に対抗する実力がない」と主張する一方で、
「現実に目を向けない党内の大物」と
「陰険で腹黒い保守派」が民族主義を大々的に宣伝し、米国と戦うことを扇動している」
と指摘した。
「現実に目を向けない党内の大物」
は王滬寧氏を指しているという」

王岐山は建前の釈明とは別に・・明確に米国と中国との落差を把握している。
上の記事が正しいなら・・王滬寧は・・中国を危うくする冒険主義者の共産党思想指導者と・
王岐山は見做ているのだろう。

問題は・・王滬寧の正体は何者かという疑問点にある。もうすぐわかるだろう。
WSJの記事で・・
「王氏は5月に北京の中南海(ちゅうなんかい)で米経済界の首脳らと会談した際、自らが対米関係を統括することは否定」
とあるのは・・まだこの問題が片付かず・表面にはまだ出られないという意味にも採れる。

想像以上に・・広範囲に根が深いのだろう。
もし「影のドン」曽慶紅・江沢民の腹心に絡まっているとすれば・・総力戦になる。
李 克強首相に・・路線を修正した後の貿易戦争等を任せざるを得ない・・・
( ^ω^)

4 comments on “WSJ・王岐山紹介
  1. めぐみ より:
    欲しいもの

    欲しいもの欲しいもの…
    何だろぅ

    ぬいぐるみのポムポムプリン!ふさふさお腹☆なう

    ポムポムプリンよりスマート・・観ればガックリくるな・・・
    ( ^ω^)

  2. おののののか より:
    王岐山以後

    王岐山亡き後は永楽帝や安禄山が出る気がしてしょうがない。清廉な林則徐は科挙出身の役人か。共産党は科挙的選抜ではないな。

    中国の構造は確かに砂時計型に思える。中間層は絞られ落下する。米国から貿易に本格的にクレームがつき、少子化でも経済成長が落ちれば、砂時計をひっくり返さなければならない。中国はこのひっくり返しの歴史だ。腐敗防止など雀の涙では。太古からの人脈の構造が腐敗の前提。今は漢民族王朝ともいえるからなおさらそうなのでは。

    安い中国の過剰生産などもう世界に受け入れるキャパはない。中国の成長のために世界があるのではない。もう地球の線引きは終わっているのに、成長できなければ、中華意識で公域をより領域化していくだろうな。米国の顔色を伺いながら。中華意識は病気のようなアイデンティティだから捨てられない。まだまだ中華の範囲は局地的だ。オバマの時はやりやすかったが、トランプには完全に目を付けられている。中国人は潜在的に、今世紀中に米国に勝てると思っているのでは。ロシア軍のシュミレーションによれば米中通常戦では一瞬で終わるらしい。王岐山、トランプ登場で一変した米中関係の先行きに、道筋をつけて死ねるのかな。

    そう簡単に死なれては困る・・日本の命綱・・・
    ( ^ω^)

  3. より:
    中国製のLEDすごくいい

    家電生産、シャープが日本で止めるのわかる。中国製LED安くて良い。
    LED電話セールス来なくなった。過剰生産は、日本人にあうようくふうして日本に向かってくる。

    米中貿易戦争の結果、もあって、中国は、日本人をお得意様お客様あつかいこれからはじめる。

    柿さん
    耐久性と付加価値・・スマホやPCには余計な物が組み込まれていて・・
    あちらでコントロールされる可能性がある。その他ワインセラー2台
    どちらとも一年でお釈迦・・・
    ( ^ω^)

  4. 健太 より:
    懲りない人々

     わが国は江戸時代から、支那との付き合いは出島と密貿易でした。つまり製品だけを買っていた。それを明治政府は何を気が狂ったのかアジア主義を持ち出して、のこのこと満州その他へ言った。その結果を見ているのに。
    支那もソ連も我が国の交戦国で、しかも人の尻馬に乗って、かったと偽っているに過ぎない。
     鳩山一郎も田中角栄も、恨みというものを、臥薪嘗胆というものを持っていなかった。あっさりししすぎ。ソ連との国交をしていなければ、今頃樺太も帰ってきたでしょう。支那との国交をしなければシャープもつぶれることはなく、日本人の生活水準もおちなかった。そのためには我が国のアメリカ外交の基準を変えることでした。
     事は簡単で、あいつらはあんたの助けで連合国につらねただけで、俺たちはちがう、あんたが助けなければどうなっていたかわからない。いずれにしてもこれからあんたは口を出すな。これから50年かけて、やつらに思い知らせてやって勝つから
    というくらいの時間感覚が国民にないといけない。
     支那は農業国でナイト成り立たない要素があり、食料と石油の輸入国だから、アメリカに勝つことはない。

    健太さん
    そう簡単に決めつけられない面もある・・
    ただ急速に豊かになって来た反面・・共産主義国家という桎梏がある。
    帝国主義的に周辺諸国を食いつぶしていく以外道はない・・・
    ( ^ω^)

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