ブログ記者によるオンライン新聞 グッチーポスト

The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2018/07/14 10:58  | コラム |  コメント(0)

ソクラテスのプライベート①

ポール・ジョンソン・・
尊敬する・歴史家であり・批評家であり・ジャーナリストであり・コラムニスト・ほぼ万能の英国文化人。
「アメリカ人の歴史」はJDも推薦している。日本人なら・・
「キリスト教の2000年」や「ユダヤ人の歴史」等合わせ読むのも・欧米にアプローチするのに役立つ。
美術関係の著作もあるが・・同じ読むなら英国人ケネス・クラークの著作を薦める。名だたる美術の碩学で・彼よりもより襞の深みがある様に思える。

昨日の暑さにノックアウトされ・・ジョンソンの「ソクラテス・A MAN FOR OUR TIMES」を読んでいると・・知らなかった事も知っている事も記述してあった。
ジョンソンは・・知識人とは観念で動かされる人と規定しているから・僕が知識人ではない事を知らされた。常に人物に興味があるが・・観念とは疎遠な関係にある。道端で出会っても・・軽く会釈する関係だ。

まず・・
ソクラテスの父親が石工・・母親が評判の産婆から始めよう。
ソクラテスは母親を非常に尊敬していた。当時のギリシャでは・・産婆という職業は無かったそうだが・職業としては存在しなくても・産婆の仕事はあった。産婆なくして人類は生存しえなかった。

彼の哲学は・・相手から赤んぼを・宝を取り上げる知的な仕事と見做していた・この発想は母親の天職から自然に受け継がれた職業意識だろう。
しかも彼の哲学の先生は・・女性だった。
女神官だった気配が濃厚だが・・ジョンソン先生は母親からの紹介だろうと憶測している。母親の産婆仲間だったのかも知れない。

ソクラテスを哲学者として取り上げた・・産婆は女性だったというのは・彼の哲学のユニークさを物語っているのだろう。生涯彼は女性には優しかった。女性の存在を認めていた。女性には教育等が必要で・政治家や役人にも登用すべきだと主張した。

この主張は当時のギリシャ社会では危険思想だった。
このソクラテスの主張が・・徐々に浸透し始めたのが・ソクラテスの死に繋がったとも推測可能だ。だとすればソクラテスは・・女性解放史の1ページを飾る殉教者とも言える。

上流社会でも女性一人の外出は禁じられ・・常に男の奴隷が監視の為付いて歩いた。外で怪しからんことをしないようにだ。
家庭に入れば・・女の部屋に閉じ込められ・機を織る日々の生活だった。今日のサウジアラビアと大差ない。車の運転が今月24日から女性にも解禁になっただけ益しだが。

若い頃ソクラテスは父親の後を継ぎ・・石工として働いていたそうだ。キリストの大工仕事と同じだ。石工も大工も知的な仕事で・・賢明なる頭が要った。もっともキリストの大工というのは・・誤訳で石工が正しいとの説もある。

SFの短編で好きな一つは・・キリストに遭いたくなった科学者がタイムマシンを造り・・ナザレに飛びキリストと出会った。キリストは父親の大工手伝いをしていて・・ローマ軍から多量注文があった十字架を・懸命に造っていた・・ソクラテスもニャとするだろうが・
石工だったら・・同名の別人に出会った事になる。

暑くてエアコンが効かなくなってきた。スポクラで体を冷やしてくる・・
ソクラテスも毎日公園等で体操していたらしい・・見習おう・・
60代で子供をもうけたのだから・・
死刑にならなければ・ライトを凌駕したと信じられる・・・

( ^ω^)

コメントを残す

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。