ブログ記者によるオンライン新聞 グッチーポスト

The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2018/07/08 12:58  | コラム |  コメント(1)

現金かカードか⑦

ブルムバーグ8日
「FBのザッカーバーグ氏、バフェット氏抜き世界富豪3位に
1位と2位は、米アマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ベゾス氏、米マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ氏。トップ3をテクノロジー関連の人物が占めるのはこれが初めて」 

いよいよ現金かカードか・・デジタルマネーが世界制覇する基盤が露わになってきた。
その前に・・関係者にとっては常識になっている事だろうが・・ペレッティは恐ろしい金融会社・銀行の恐ろしいアングラ情報を描いている。

それは闇経済だ。
裏社会経済の二人の研究家によると・・1950年~2009年・161ヵ国のデーターから・世界のGDPの22%以上が闇経済によるものだと推測している。
世界中の全ての富のほぼ四分の一は・・手元現金だ。

闇経済を利用する世界の四分の一の貧困層に・・現金ではなく・デジタルマネーを使わせて・囲い込む政策は世界中の政府にもてはやされている政策らしい。
特に貧困層の対極にある企業や超富裕層から・・税金を取り損ねている場合は・なりふり構っておれないとなる。

2016年インド政府は・・青天の霹靂・突如500ルピーと千ルピー札(7ドルと15ドル程度)を禁止した。旅行中のJDも巻き込まれた。狙いは闇経済の首を締めあげる大義名分があった。あったがものの見事に失敗した。

人々は少額紙幣を求めて・・銀行に行列を作った。現金不足は何週間も続いた。猛暑の中で行列を作った人の中で・・25人が倒れて死去したと言われている。
合法的な経済も・・株の暴落で打撃を受けた。農業危機が起き・・交通は止まった。
(インドとは状況が異なるが・・ベネズエラでは物々交換が復活していると・・今日報道されているが・・紙幣を刷る紙が入手出来なくなったそうだ。)
根絶を狙った闇経済は・・何の影響も受けなかったとペレッティは書いている。
書いているが・・「インドの経済」を読むと「電子マネー利用者急速に増加、電子決済革命が進行中」HSBC投信2017年7月31日
「インドの現金決済比率はなお80%程度と、先進国の20〜25%、中国の50%と比べ依然高く、「キャッシュレス経済」とは程遠いのが現状である。スマートフォン、インターネットの低い普及率や比較的高い電子決済の手数料も、キャッシュレス化の障害となっている。

昨年11月の政府による高額紙幣廃止は、電子決済の利用を大きく拡大させた。
NPCIは高額紙幣廃止後、スマートフォン用電子決済アプリ「BHIM」を導入した。BHIMを利用すると、スマートフォンを使って、銀行口座の引き落としや送金が即時可能となる。BHIMの加入者は2017年6月時点で1,600万人、政府は2018年3月までに4億人の加入を目指している。
インドの電子決済市場に海外勢も注目、中国のアリババ・グループは、インドのオンライン決済サービス大手Paytmに出資、
米国のフェイスブックやグーグルも統合決済インターフェース「UPI」を利用した決済市場への参入を企てている」

この数字を見る限り・・インド経済はまだ現金主義が立派に生き残っている。500と千ルピーを臍くった階級は・・往復ビンタを食らった事は確かにしろ。
欧米経済もまた現金に頼っている。危機の時は特にそうだ。

2007年8月フランスBNPパリバ銀行は・・前代未聞の行動に及んだ。
「流動性の完全な喪失」を理由にして・・3本のヘッジファンドの解約と返金を停止した。
米国・欧州・アジア・南アフリカの主要銀行も右に倣った。
この行動は劇薬だった。筋肉弛緩剤だった。たった数時間で・流動性を前提に成り立っている金融システムが動きを止めた。

世界の金融システムは・・その中に存在する・宿っている現金を基に・銀行が別の銀行に御カネを貸し出す仕組みの上に成り立っていたのだ。
忽ちどの金融機関も・他の金融機関に貸し出す備えが無くなり・・資本主義の息が止まりそうなった。窒息寸前になった訳だ。
どうしてBNPパリバが・・そのような蛮勇を振るったのか・アッチラ大王に変身したのか・
元行員のぐっちー解説を願いたいものだ。非常に興味がある。

ペレッティは・・さながらギャング映画「レザボア・ドッグス」のように・全員拳銃を抜て
仲間に向けあった。裏切り者に備えて・!と描写する。
現金がなければ全員崩壊する。
この時ホワイトスワンの立場にあった唯一の救世主は・・ブラックスワンだった。闇組織だけが銀行群を救える現金を握っていた。世界中の銀行と肩を並べるられる程の資金力・現ナマを握る
闇のネットワークだ。麻薬カルテルと人は呼ぶ。

ローマ皇帝ウェスパシアヌスは・・金貨を鼻に当て・異議を唱える息子に「臭うか」
と尋ねた。当時の銀行家達にとって・・公衆トイレから取り出したばかりで・臭いぷんぷんしていても・縋りつく処は選択の余地は無かった。鼻をつまんで縋りつく以外なかった。
銀行群を救ったのは・・麻薬カルテルの現金だった。
勿論・・
麻薬カルテも銀行紳士に抱きつかれる事を大歓迎した。お互い助け合う事が出来た。
麻薬カルテは臭気甚だしい現金を・・洗浄してくれる金融機関との協力関係は・魚心あれば水心ありだった。当然捜査機関は感知していただろうが・・銀行の崩壊・国家の崩壊よりもマシと目隠しをしたのだろう。

欧米の銀行は副業に洗濯屋を始めた。紙幣を洗ってピカピカの新札に換えた。
政府が救済を決め・・銀行に流動性が戻ってくるまで・・彼等を救ったのは麻薬組織だった。我々平民が恐慌に巻き込まれ・・泣き叫ばずに済んだのは・・麻薬の金である。
この事実はどの経済書にも書かれていない・・・
( ^ω^)

One comment on “現金かカードか⑦
  1. 健太 より:
    初耳

     初耳です。当時何も知りませんでした。闇金は危急のときにきます。知り合いのギャラリー、といっても田舎のものですから、知れていますが年末、三月期に美術品、いかがですかと電話が来る。ここ2年はない、最近以前150万という板絵を40万でといってきたが、金がないよといって断った。しかしその絵は大店かお寺にふさわしい絵だよといったら、今そのような家はないということだった。大和絵でした。
     禁煙運動はいいけれども、減った分、麻薬がはやると見ています。

    健太さん
    麻薬は日本では取り締まりが厳しいから・・どうでしょうか・??
    ( ^ω^)

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