ブログ記者によるオンライン新聞 グッチーポスト

The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2018/06/15 09:15  | コラム |  コメント(0)

SFの囁き②

不気味な事をペレッティはさり気なく書いている。

『チューリングテスト(チューリングは独軍のエニグマ暗号を解いた英国天才的数学者。
彼は人工頭脳の将来を見通し・・このテストを1950年考案。ある機械が知的かどうか(人工知能であるかどうか)を判定するためのテスト)・・このテストに合格する為には・
コンピュータを人間に近づける必要があると・チューリングは思い込んでいた。
別のシナリオをチューリングは予想していなかった。
それは・・人間がよりロボットに近づくというシナリオだ」

ロボットが人間に近づくのではなく・・人間がロボットに近づかなくてはならない。
コンピュターが人間に近づくのではなく・・人間がコンピュターに限りなく近づく・発想の逆転が必要であり・・その渦中に我々はあると言う事だ。

フリードマンが警告しているように・・人間が判断しなければならない事を・機械にロボットにコンピュターに任せている致命的な脆弱さが・・この社会を覆っていて・人間をコンピュターに近づかせている。
Amazonやグーグルが・・知能を研究する会社を次々と買収しているのは・コンピュータを人間に使づかせる為ではなく・・人間をコンピュターに近づかせる為だ。終着駅は天国ではないようだ。古典的な言い方だと・・我々はパンドラの箱を開け・・覗き込んでいて・希望が残っていると安堵している訳だ。が・・古代ギリシャ人は希望は悪と看做した。
それが正しいのかも知れない。

「2013年キャメロン首相は・・オックスフォード大学フレイ&オズボーン論文を受け取った。2030年までに総ての仕事の半分が・・自動化される可能性があると書かれた。(これはあくまでも二人の仮説であり・可能性であり・・違う学者の異なる説は別にもある)

2017年5月イリノイ工科大が開発した・AIアルゴリズムは・・最高裁判事もAIに置き換えられる事を証明した。
最高裁判決の72%を正確に予想した。人間の判事は66%しか予想出来なかった」

要するにAIは貴方を総てクローンする必要がない。
買い物したり・奥さんの機嫌を取り・皿洗いをして・子供達を育て・思い出したようにsexする必要もない。趣味があればそれに没頭したり・音楽に恍惚する必要もない。
会社で貴方がしている事のみをすれば良いのだ。

それは複雑ではなく・・案外簡単な仕事に濃縮され・・それはロボットでも簡単に出来る仕事になる。勿論会社の女の子に色目を使う事は・・ロボットには出来ない。お尻に触る事も出来ないが・・ソフト次第でそんな貴方特有の好みも簡単に模倣出来る。出勤してロボットにお尻に触られるOLも・・日常茶飯事に出来るし・それを好むロボットも誕生するかも知れない。学習機能が付いているから。

「これらの報告書を読んでオバマ大統領は・・パニックを起こした。専門家にホワイトハウス報告書を書かせた。
(人工知能・オートメーション・そして経済)と言う名の報告書だ。
報告書の結び。

「この数年間・知性に関する特定の仕事のパーフォマンスにおいて・・機械は人間を上回ってきた。機械は・・増々多くの仕事で人間のパーフォマンスに到達し(直ぐに)人間を超える様になるだろう・・・・こうした変化によって・不利益を被る米国人を助ける為には・
積極的な政策行動が必要になる」

世界中の政府は・・其々専門家を雇い・報告書を書かせ始めたが・皆同じ結論に辿り着いた。(トランプもこのような報告書を読んでいて・・移民政策を変え・メキシコ国境に壁を
と激を飛ばした可能性はあるが・関白殿は50万の外国労働者を許可する決定をしている)

この未来を予言したのはチューリングだけではない。
1930年代ケインズは・・自動化によるユートピアとディストピアアを既に描いている。
「人間は奴隷になるか・?
 それとも・・日がな一日中野原に居て・日向ぼっこするようになるか・?」

2016年あるテクノロジー起業家が解決案を提案した。イーロン・マスクは「ユニバーサル・ベーシック・インカム」のアイディアを再び持ち出した。
人が生きていけるだけの御カネを・・全員に与えるというアイディアだ。
私達の仕事は・・ただ人間であり続け・店で買い物をする事になる。ロボットにはまだそれは出来ない。お金を使う事によって・・消費主義を活かし・資本主義を継続させられる事が出来るので・これは重大な仕事だ」

それは悪くない提案だ。
ロボットがかっての奴隷の役割を果たし・・我々人間は貴族・資産家・ブルジュワの生活を送れるわけだ。銀のスプーンを咥えて生まれてくるわけだ。
スパルタ人の様に・・一年に一回ロボットを一台壊す・贅沢な楽しみも与えられるかも知れない。円形闘技場を造り・・ロボット剣闘士を戦わせる京楽もあるだろう。
知能が発達したAIロボットが・・反乱を起こすSF世界を味わえるわけだ・・・
( ^ω^)

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