ブログ記者によるオンライン新聞 グッチーポスト

The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2018/06/13 11:49  | コラム |  コメント(6)

共同声明とトランプ大統領記者会見

cnn
新たな米朝関係を確立し、朝鮮半島に永続的で強固な平和体制を築く」ことについて意見を交換したと報告。トランプ氏は北朝鮮の安全を保証すると約束し、正恩氏は「朝鮮半島の完全な非核化に向けた固く揺るぎない決意」を確認したと言明している。

ロイター
北朝鮮の非核化には依然、はるかに遠い道のりが残され、共同声明には実質的な約束が盛り込まれていない。それでも、こうした取り組みによって甚大な被害をもたらす対立のリスクが軽減され、北朝鮮経済を開放させるかもしれない。

[ワシントン 12日 ロイター] – トランプ米大統領が12日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と行った史上初の米朝首脳会談は、1972年のニクソン大統領による初の中国訪問を彷彿させるかもしれない。しかし今回、北朝鮮から非核化に向けた具体的な約束を何一つ獲得できなかった様相から、この二つは外交的意義の点では似て非なる政治イベントと言えそうだ。
トランプ氏は正恩氏との会談の成功を早速広言したとはいえ、2人が署名した「シンガポール共同声明」はほとんどが、北朝鮮が歴代の米政権に対して守れなかった約束の焼き直しにすぎない、と専門家は断定した。

トランプ氏の主張では、北朝鮮が非核化に実際に取り組むまで米国は制裁を続けることになる。だが緊張が緩和されることで、中国と韓国は北朝鮮に約束を確実に守らせる上で不可欠な制裁措置を完全に履行し続けそうにない

トランプ大統領は金委員長と「極めて特別な絆」を築いたと評価し、将来の北朝鮮との関係はこれまでとは全く違ったものになるとも言明。
昼食会後には金委員長とホテル周辺を散策し、「誰もが予想したよりはるかに良い成果が得られた」との認識を示した。

WSJ
トランプ大統領は共同声明で、北朝鮮に対し「安全の保証を与えることを約束する」
 【ワシントン】米外交政策のアナリストらは、米朝首脳会談の結果について、米国は得るものよりも与えたものの方が多かったようだと分析している。とりわけドナルド・トランプ米大統領、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が署名した共同声明が、詳細を欠いているとの指摘が目立った。

合意文書のポイントは以下の通り。

1)平和と繁栄のための新たな米朝関係を築く
2)両国は朝鮮半島に持続的かつ安定した平和を築くために協力する
3)「板門店宣言」に基づき北朝鮮は朝鮮半島の完全な非核化に努める
4)戦時捕虜と戦闘中に行方不明になった者の遺骨の返還に両国は努める

BBC
ドナルド・トランプ米大統領が米韓両国軍の合同軍事演習を中止すると表明したのを受け、米国防総省は12日、
同盟国に約束している「鉄壁」の安全保障体制は継続すると強調した。

トランプ大統領は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との歴史的な会談の後に記者会見し、軍事演習停止を発表した。
北朝鮮に対する大きな譲歩だとみられている。

KCNAはさらに、金委員長がトランプ大統領を「都合のいい時期に」平壌に招待し、トランプ氏も金氏を米国に招いたと伝えた。
「両首脳は互いの招待を喜んで受け入れた」とKCNAは伝えている。

おいぼれとロケットマンは・・生まれた時から仲が良かった様に・15秒間握手をした。
成果が無いと専門家は辛辣だが・・チーズの穴に見える処は・・密約で処理されたのだろう。これ程・・密約の存在が臭う声明は珍しいだろう。密約は双方に役立つ・・裏の握手であり・・共犯の立場が両者を固く結びつける接着剤になる。
ジャック・ペレッティの「世界を変えた14の密約」に・・政治の15番目の密約を加えても違和感はない。

それが今回の声明の裏打ちの価値だ。
今回は同盟への一歩だとしたら・・米韓合同軍事演習の中止へは余計な出費は削減であると同時に・すぐではないにしても・在韓米軍の撤退を視野にいれている。
「星の王子様」でサン・テグジュペリが述べている様に・・王子様と狐は一歩一歩近づかね
ばならないわけだ。
そしてお互い無くてはならない友達になる。友達とは強烈な同盟でもある。
会談では・・初めての試みだがテレビで「戦争と平和」のホワイトハウス制作番組が・
放映された。実写をモザイク的につなぎ合わせた作品で・・サブミラル効果が織り込んであったかも知れない。効果あつたのだろう。

外交は積み上げだ。それを無視している・・と特に外交関係者は口角泡を飛ばすが・それをやっていたのでは何年たっても何十年たっても解決しない。ヒューリスティックの権化トランプ大統領は・・トップダウンが大好きな生き方であり・首を跳ねるのは赤の女王の様に得意だ。金労働党委員長は・・反対者を機関銃の前に立たすのが得意だ。
二人が握手すれば・・反対者は遺書を書かねばならない。

外交の基本は・・外交の天才と謳われたタレーランの言葉が生きている。
「信頼せよ・・されど確認せよ」

トランプ大統領は・・金労働党委員長体制の安全を保障した。万が一金委員長がその硬い信頼を破ったとしたら・・体制の安全は無くなる。匕首喉に突き付けられている。
「誹謗中傷よりも酷いことがひとつある。それは真実だ」
これもタレイランの言葉だ・・・
( ^ω^)

念の為に13日22時45分付け加えると・・これは態の良い米国と北との軍事協定でもある。中国もロシアも北に手を出せない。

6 comments on “共同声明とトランプ大統領記者会見
  1. より:
    同盟のバージョン

    秀吉の前に家康がやってきて、同盟を結んだ。その後、秀吉の命令により、行動することとなった。まさしく前年、地震で家康征伐が立ち消えになり、家康のクビは、つながった。翌年あたまを下げに、上方にやってきた。今回は、シンガポールで降伏するかどうか確かめたのが最初の二人だけの会談。そうでなければ、ここで席を立ち、会談終了だった。金正恩は、降伏し、同盟を結んだ。
    この同盟は、費用負担として、アメリカに上納金納める段階なのか。地政学的に、アメリカについて、中国に敵対することとなるのか。在韓米軍の代わりを北朝鮮軍が行うのか。どのバージョンなのか楽しみ。

    大連で習近平にたのんだのは、やっぱり、安全航行だったですね。ついでに飛行機も借りて、北京経由も頼んだみたいですね。

    パズルは後からの方が嵌めこみ易い・・
    にしても面白い時代の目撃者になるわけだ。北に残された米軍の遺骨は
    6000体にもなるそうだから・・これを返還するだけで・金王への米国民の眼差しが緩やかになる。トランプへの評価が高まる。

    一応・・一応・東京の安全は確保出来た。夜逃げする必要がなくなったらしい。らしいが憲法改正に足踏みしている様では・・関白殿命運は尽きる事になる。

    北と同盟の密約を二人で結んだのなら・・核撤去は急ぐ必要がない。中国への強烈な先制球になる。日本韓国も北の核の保護に入るわけだ。
    北と米とのと二重傘・・歴史は皮肉だな。

    後は金委員長の暗殺が一番心配になる・・
    核喰えば金が鳴るなりさ・・・
    日本の戦国時代を看ていても・・解ける謎は万国共通さ・・・京柿さん
    ( ^ω^)
    場代を払えと北に言われるな・・
    柿さんにも場代を払えと言われるか・・・(笑

  2. おののののか より:
    二お互いヒューリスティックで相性がいいのでは

    米中露の緩衝地帯の、中露側の北朝鮮に核をもたせるという好手をトランプも維持しない手はない。金王と同盟を組めれば支配層以上の腕前となる。目鼻はついたのでは。だから非核化には努めるだけで、真剣にはやらないだろう。でないと逆に在韓米軍も撤退しにくいのでは。非核化より同盟優先・経済開発優先か。

    こうなると北が性能の悪い核を持っていようがなんのその、米中露日韓で北朝鮮経済・資源になだれ込むのでは。そのための金王の安全保障なのでは。なにか話をつけた予感がする。金王が経済開放を打ち出せばスタートということか。一昔前の中国と同じか。日本は身体障碍者だから、拉致被害者よろしくやりたい放題やられODA以外では尻の穴の毛までぬかれるな。

    ただトランプの任期は限られているから金王もやるなら急ぐ必要がある。躊躇して中露を彷徨するようでは見込みがない。確かに密約の臭いがする。まあ経済開放しなくても、現状維持のまま相互安全保障で兄弟の盃を交わしてもいいのだが。中露は嫌がるだろうが、プーチンはトランプとは相思相愛だからな。今の世界では、全ては対中政策。・・・後釜のサンダースの政策は全く知らないが・・・。

    トランプ大統領は会談前から・・金委員長とは会えば数秒で判る・と豪語している。柿さんが指摘したように・・真っ先に二人きりで会った。同盟結ぶか手下になるか・・それだけを本人の口から聞けば良い・・だから「数秒」と言う台詞が出た。
    「歴史が変わる」
    金委員長の調印後の言葉は・・その通りの意味さ・値千金さ・・・
    ( ^ω^)
    と同時に・・「トランプ氏は北朝鮮の安全を保証する」cnnと約束署名をしたのだから・・事実上の軍事協定でもある。これで中国もロシアも北に手を出せない・!!

  3. 下北のねこ より:
    配下

    やっぱ、アメリカの配下に移ったってことですね。
    トランプさんのほうがあの二人よりは素直で怖くなくってわかりやすいもんね。

    ただ、中国、ロシアとの国境線は変わらないし、トランプ政権だって、あと数年。それまでに優しい文さんと朝鮮半島統一までいければいいけど。

    下北のねこさん
    さぁ・・統一まではどうかな・?金王にすればメリットがない・・・
    ( ^ω^)

  4. より:
    アメリカ武器関連株、米朝会談後下がる

    日経の夕刊の記事だけど、アメリカ武器関連株が米朝会談後下がると出ていた。記事によると、会談前は、武器需要を見込んで上がっていたとある。ここは、みていなかった。推測すると、金正恩の会談出方次第では、攻撃を視野にトランプは、入れていて、会談前日は眠れなかった。とトランプが言っていたのをかんがえると。

    いや・・僕達の予測が当たっているとしたら・・正に・世紀の快挙・
    トランプ大統領の偉業・ピラミッド・・眠れないのは当然・・・

    柿さんと夜の川で泳ぐとなれば・・前夜は眠れないな・・・
    ( ^ω^)

    早速日朝首脳会談が検討されていますね検討・・九月とか
    トランプ米政権、8月の米韓演習中止を発表へ 14日にも
    ( ^ω^)

  5. おののののか より:
    日朝会談

    金王がさっそく関白殿と会ってもいいと言って来た。ヒューリスティックな二人には誰もついていけないが、金丸・小泉が食い散らかした日朝関係は難しい。5人は北に返す約束だったが日本が破ったので膠着した。小泉の愚行には関白殿は反対したがダメだった。5人とも横田めぐみさんの事は知っているはずだが言えない。ぺルドンさんも彼女の噂は指摘した。笑  

    米朝同盟はこのままではうまく行き過ぎて、日本にとっては次善の次善の状態だ。米国が極東から去ることまで考えて対応しないと手遅れだ。北とのバランスで核武装という理屈を通さないと。金王は対中用に使えるから居てくれないと困る。関白殿も顔色を伺いながらトランプ政権下ならではの憲法改正案に変えるべき。珍しくも石破案を利用し、それ以上にもっていくのが妥当だ。

    米国も韓国も多数戦死者を出し、韓国も多数拉致被害者がいるが問題にしていない。日本だけ騒ぐわけにもいかないし、日本国憲法の結果とも言えるから不利だ。しかし慰安婦についてはずっと騒いで行くというのが半島のアイデンティティだから心の支えとして止められないだろう(中国はそういうレベルではないから既に堂々と侵略してくる)。植民地に謝罪したり、補償した列強はいない。日本は甘いが、憲法で纏足にされてしまった以上カツアゲされる。今回もカネを出すのは実質日本だとトランプに言われている。どうも中露の頑張りが足りないな。自分達以上の不良が出て来て押されている。

    中東でもイランの核を暗黙に認める方向に行ってほしいものだ。もう核は普及の時代だ。ソ連だって手取り足取り、核解体した後また核武装させた。結局自分では戦争しないというのが利口な不良だ。中東でもヒューリスティックにやってくれるだろう。

    中東はイスラエルの生存がかかっているから・・そう簡単ではない。
    旧約聖書時代約束された土地を得・・国家に成長させたのだから・・

    韓国からトランプが手を引くのは・・より強固な日本があるからだ。
    日本が第一線の重要な橋頭保になる。米国防省の作戦地図では・・日本
    を米国とする前提にする立案されている筈だ・・・( ^ω^)

  6. おののののか より:
    憲法改正

    トランプ以前にも在韓米軍撤退の話は見え隠れしており、米国は日本を極東での第一線の橋頭保になるべく安保法制に導いたが、いかんせん国民が痴呆状態で自覚がない。
    ぺルドンさんも傭兵に頼る国は滅ぶと言っていたから、今がその時で、まともな憲法にするべき時だと思います。関白殿のあのような、情けない改正案になってしまうのは、米国がまだ安保法制以上のものは認めていないからでしょうか。トランプ政権下では可能なのでは。タイミングはいつなんだろう。果報は寝て待てでは手遅れだ。日本はなぜミサイルを撃ち落とさないのかとか、日本核武装というトランプの言質は褒め殺してでもしっかり利用するに限ると思いますが。 可能性は少ないが日本も言葉にして拡散していなければ実現しないし、やる気のない者には与えられない。笑 欧米列強は帝国主義の時代から、相手の程度に従って扱いをしてきたと思います。寝ているばかりでは・・・。

    まず憲法改正が・・手間暇かけずに改正出来る憲法に・改正する必要がある。ついでGHQ・マッカーサー憲法ではなく・・手間暇かけて・・最初から和製憲法に創り直す手順がいるな・・
    精神的鎖国で熟睡している内に・・我等は認知症にかかっている・・・
    ( ^ω^)

コメントを残す

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。