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The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2018/01/13 19:11  | コラム |  コメント(1)

「スタンフォード式最高の睡眠」の紹介⑤

知識は・・
脳に眠りをもたらし・・深刻な睡眠障害にも役立つ。
日米でも・・
慢性的に不眠の症状を抱えている人は・・約20~30%とされ・・「不眠の治療には睡眠薬」・・
が一般的だ。

問題は常用性と依存性。服用量が次第に増え・・薬を止めると眠れない。
それでいて・・不眠症は・・プラセボ効果が高い。小麦粉でも・・医師がかなり強い睡眠導入剤・・
と言って処方すれば・・患者はあっさり眠れたりする。

睡眠は・・それだけ脳と関わりが深い。
そこで・・薬を使わずに不眠症を治そうと始まったのが・・「認知行動治療」。

①正しい知識を得て・・理解を深める(認知)
②翌日の活動の質・パフォーマンスを上げる為の行動付けをする(行動)

「仕事のプレッシャーで眠れない・・酒を飲んで眠るか」
安易に考えがちだが・・寝しなに多量の酒を飲めば・・これは間違った認識と行動になる。

多量の酒は眠りを浅くし・・睡眠の質を確実に落とす。酒の利尿作用と飲酒による水分摂取で・・トイレに行きたくなり目が覚める。
睡眠の量が確保出来ない人は・・絶対にやってはいけない眠り方だ・・いいですか皆様・!!

睡眠の役割で・・欠かせないのが休息。睡眠=休息ではないが・・大きな役割である。
100%電源オフにはならないが・・睡眠中の脳と体は・・スリープオフになっている。
我々の体は・・意志とは無関係に・・自律神経が常に働いている。

自律神経は・・活動モードの交換神経と・・リラックスモードの副交感神経がある。この二つは・・24時間勤務だが・・代わる代わる・・どちらかが30%程優位になる。

日中は・・交感神経が優位。体内では血糖値と血圧が上がり・・筋肉と心臓の動きが活発になる。
脳は緊張感と集中力が増す。
緊張時や集中している時には・・神経細胞が活発化するので・・現れるのは早い波形の脳波・・
逆にリラックスすれば・・ゆっくりで落ち着いた脳波が現れ・・ストレスを取り除く・・α波が現れる。

ノンレム睡眠中と食後は・・副交感神経が優位。
心臓の働きや呼吸が緩やかになる。食後は胃腸の働きが活発になり・・消化と排泄が促される。

ビジネスパーソン達やエリート階級等(当直医も研究者も含む)の場合・・悩みは・・交感神経優位の場合が多すぎる点にある。常に活動モードが続けば・・体と脳は疲労しストレスが溜まる。

夜になれば・・スムーズに副交感神経優位の状態に交代しないと・・寝つきが悪くなり・・眠りが浅くなる。やがて・・自律神経のバランスが崩れると・・体温や腸管の働き等・・根本的な体の機能も・・全ておかしくなる。

眠り始めの最も深い・・ノンレム睡眠が出現する・・黄金の90分で・・しっかりと副交感神経優位に転換し・・脳と体を休ます事が・・最高の睡眠の第一ミッション・!

記憶に関しては・・様々なグループが独自のデーターを基に・・様々な論を述べあっているので・・確固たる確定した知識にはなっていないが・・
「学習後・・睡眠を取ることで・・記憶の定着が進む」
という知見は多い。
(記憶したいことがあれば・・すぐ眠る暗記法がある訳だ。枕を抱えて勉学しよう・!)

レム睡眠中・・エピソード記憶(いつ何処で何をしたか)が固定される。
黄金の90分・・深いノンレム睡眠は・・嫌な記憶を消去する。(消しゴムの役割)
入眠初期や明け方の浅いノンレム睡眠では・・
体で覚える記憶(意識せずに覚えられる記憶)が固定される。

ノンレム睡眠とレム睡眠を・・数セット繰り返し・・時間が経つと共に・・浅い睡眠に移行する中で・・記憶が整理され・・定着していく。
記憶と言うと・・
インプットばかり意識はいくが・・嫌な事や不要な事は忘れる事も大切だ。
最近の報告では・・
入眠直後の最も深いノンレム睡眠時・・海馬から大脳皮質に情報が移動し・・記憶が保存される。
以上を観ても・・記憶にとって・・睡眠が欠かせない事が分かる。

新生児は・・レム睡眠が9割程だが・・脳の発達段階でレム睡眠が減少し・・13歳位で大人と同程度に・・ノンレム睡眠が増える。
ここから・・レム睡眠は脳の発達に関係する・・という仮説が生まれ研究されているが・・
未知の部分も多い。

但し西野教授は・・流行ぽい「睡眠学習は効果がある」という学習売込みに関しては・・何の
エビデンスもないジャンク情報と手厳しい。
( ^ω^)・・・(笑

One comment on “「スタンフォード式最高の睡眠」の紹介⑤
  1. おののののか より:
    すばらしい解明

    睡眠薬の世話になったことはないが、ワインを少量飲んで眠りやすくとは思っていた。このくらいは許されるな。笑

    よく眠りの中でノーベル賞級の思考を進めたという話も聞く。論理というより、思考の柔軟さ・直観・飛躍ということらしい。死角・潜在からもモノが見えるのかもしれない。夢と同じような作業かも知れない。
    文中のような記憶の作業を睡眠中にやっているのではとは思っていたが、本当にそうなんだ。レムとノンレムを繰り返すのはそういう働きがあったのか。消しゴムの働きもやっていたとは。新生児のレム睡眠は知らなかったが、重要そうだ。フロイト・ラカン・ユング研究者にも影響大だな。

    コンピューターのCPUとRAM・ROMの記憶装置はやはり人間の創ったものだから、脳と相似だ。人間は一神教を生み出すような言語・記号・シンボルを持ったから、プログラムであるAIもこういうものに近つく傾向だろう。一神教的な思考が、一番人間特有な思考に相似だ。だから覇権的になる。笑 ここまでの機能にコンピューターが接近できるのかどうか・・・。人格まで達するのか。笑

    寝る前に・・
    色々考えていた恋文が・・
    目覚めると一つになっていた・・摩訶不思議・・と若い頃・・考えていた論理説明が・・専門家によって解明された訳だ・・・
    ( ^ω^)・・・(笑

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