ブログ記者によるオンライン新聞 グッチーポスト

The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2017/12/07 10:34  | コラム |  コメント(0)

美食の探求心⑥

手順
絞られたオリーブオイルは・・良心的な業者は自分の農園で瓶詰めにするが・・ほとんどの場合トラックやタンカーで・・まずイタリアに運ばれる。
イタリアにある最大級のオイル工場が・・チェニジア・モロッコ・スペイン・シリア・トルコ・ギリシャ等様々な国から搬入されたオイルを混ぜ合わされる。

それらの国々で造られたオイル自体に問題はないが・・問題は栽培者やクラッシャー・運搬業者・仲介業者が
増えれば増える程・・収穫時期の遅い低品質のオイルや・・腐った実・粗悪品・清製油が紛れ込むリスクが大きくなる。
更に怪しげな流通業者や中間業者を経る内に・・事態は悪化する。
腐ったオイルや不純なオイル・違法に精製されたオイルが・・大手企業に裏で渡され・・大手企業の正規品にに姿を変えるのも枚挙にいとまがない・・とラリーは記している。

オイルブレンダーに渡った時のオイルが・・どんなに素晴らしかったとしても・・
業界で「キャリーオーバー」と呼ぶ・・古い油の持越しが常態化している所為で・・瓶詰めする前にかなりの
量のオイルが痛んでいる。
オリーブの当たり年で・・売れる量よりも多くのオイルをも造った生産者は・・余ったものを貯蔵し・・翌年のあるいは更に次の年のオイルに混ぜる。
専門家は・・EUのオリーブオイルの中には・・瓶詰めの前に何年も保管された物があり・・スーパーマーケットで売られている・・エクストラ・バージンオイルは・・新しいオイルと古いオイルを混合した物と語っている。
有名ブレンダーのほぼ全員がイタリアに住んでいるのは・・複数の調査から・・消費者がオリーブオイル瓶を選ぶ決め手は・・価格を除けばイタリア産の文字にあると・・承知しているからだ。実際の産地は関係がない。

世界最大のオリーブオイル生産国はスペインだ。イタリアは国内消費に自国生産が手いっぱいで・・世界最大のオリーブオイル輸入国である。地中海沿岸やアフリカ等様々な国から・・多量のオリーブオイルを買い付け輸入し・・ラベルにイタリアで瓶詰めと書いたり・・堂々とイタリア産と書き込み・・輸出をしている。
悪評に耐えかねて・・イタリア・オリーブ栽培業者共同体は・・独自の認定保証を出している。
「100%クアリタ・イタリアーノ」のラベルは・・お墨付きのエクストラ・バージンオイルだが・・。
では米国産のエクストラ・バージンオイルなら安心かと言えば・・カルフォルニア大バークレー校の調査では・・10%が不合格だった・・残念ながら。

2011年スーパーマーケットの追跡調査では・・実態に近づける為・・サンプル数が増やされた。
米国に輸入されたエクストラ・バージンオイルの販売量トップのブランドの内・・基本的な法的基準を満たさない物が73%あり・・その73%は全国のスーパーマーケットで販売されていた。

不合格率はブランドによって異なった。最高の成績だったのは・・不合格率半分強のブランドであり・・
最低は全て不合格だった。

2015年トリノの警察が有力業者七社に対し・・低級オイルに「100%エクストラ・バージンオイル「」のラベルを付けていないか調査した。(事前調査で七社全ての標本が・・EUのラベル規則に適合していない結果に基づく措置だった)
2016年イタリア・アプリア・カラブリア・ウンブリア地方で摘発された・・偽イタリア・・エクストラ・バージン・オリーブオイルは既に2000トンを超えた。
四年前にコンシューマー・レポート誌は・・厳格な調査を行い・・61%が不合格だった。

スペインでもアンダルシア州の行政当局が調査し・・50ブランドの半分が不正確に・・「エクストラ・バージン」のラベルを貼っていたと判明した。

しかし偽ブランドの問題は・・イタリアではオリーブオイルだけではなく・・・・パルマハムもチーズも既に汚染されているそうだ。その闇の売り上げは・・コカ・コーラを凌いでいるというから驚く・・
( ^ω^)・・・(笑

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