ブログ記者によるオンライン新聞 グッチーポスト

The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2017/12/06 10:08  | コラム |  コメント(0)

美食の探求心④

米国は・・エクストラ・バージン・オリーブオイルの世界第三の市場でありながら・・オイルに関して無知に等しいと専門家は嘆く。
ならば日本はどうなのだと自問してみる。先日も体にいいからと言って・・オリーブオイルは多く取りすぎると・・生活病になるから注意すべきだ・・と言う医療関係者の文を読んだ。

とりすぎる・?!
日本人のオリーブオイルの消費量知っているのだろうか・?
年間200g。韓国の半分に過ぎない。
ギリシャ人は年間24リットル(トップ)イタリア人スペイン人は約その半分。オリーブオイルの消費が・・彼らの健康を支えていると評価されているのに。
医療関係者なら・・当然これらの数字を弁えての話になるのではないか・?!
処が・・米国人では年間一人1リットルでも・・取り過ぎるをひどく恐れるそうだ。日本人医者の提言を信用しすぎている所為なのか。

多くの調査の結果
米国人消費者は・・値段と「イタリア」という文字しか見ない。オリーブオイルのブランドや品質の差には・・無関心だとわかっている。
オリーブオイルは・・西洋料理・文化を支えてきた存在で・・料理を作る人の台所には・・必ずオリーブオイルが置いてある・・だが偽物だそうな。
「男女大人子供を問わず味蕾を持つ人間なら・・一度本物のエキストラ・バージン・オリーブオイルを味わうと偽物には戻れない「」・・とイタリア・ブッリア州の400年続く生産者は熱弁をふるう。そこのオイルを土産にしたラリーは友人に配ったが・・初めて本物のエキストラ・バージン・オリーブオイルを・・食通の友人達は味わい・・仰天ショックを受けたそうだ。丁度禁輸時代の米産コーベ・ビーフを味わってきた食通が・・本物を口にしてカルチャショックを受けたのに等しいだろう。
あちこちで籠入りパンとオリーブオイルを出されるのが珍しくなくなっているが・・そのオイルは本物とはかけ離れ・・産地も何も分からず・・オリーブから作られたものかも疑わしい・・そうだ。特に誤魔化す為に・・オイルに香辛料を入れる場合もある。

そのオイルは・・僕も日本のあるイタリアレストランでお目にかかった事がある。旨い旨いと小皿をパンで拭った。なる程こんな食べ方もあると思った。なる程こんな売り方もある・・と考えなければいけなかった。
そう言う場合・・オイルはオリーブから作られず・・例えば大豆油等が着色され・・オリーブから作られた場合は不良品を精製し・・味をごまかす為に香辛料等を入れられるそうだ。機械用油でなかった事を感謝しなければならない。
僕が居た頃のスペインでは・・パンにオリーブ油を浸ける風習はなかった。

偽物エクストラ・バージン・オリーブオイルの作り方
大きく三つの方法がある。

①安物のオイル・通常は大豆オイルやヒマワリ油で薄める。人体に害が出る油を使用しない限り・・問題ではない。最近この希釈方法が減って来た。と言うのはオリーブオイルの値が下がり・・これら代用油の価格が高くなったので・・メリットがなくなってきたのが原因。
ガス・クロマトグラフィ等最新の検査装置を使えば・・かなり簡単に検出出来るが・・殆ど使用されていない。

②エクストラ・バージンオイルを安物のオリーブオイル・・大体は化学薬品を使用し精製したオリーブオイルで薄める。

③典型的な方法は・・過去の大豊作で在庫になった古い物・・ひどい場合は腐った物を混ぜる。
こうした低品質オイルは急速に劣化する為に・・ブレンドし瓶詰めしラベルを貼った時点で・・エクストラ・バージンオイルの品質をかろうしでクリアしても・・消費者の手元に届く頃には・・基準を下回った状態になっている。

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