ブログ記者によるオンライン新聞 グッチーポスト

The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2017/11/26 10:47  | コラム |  コメント(2)

伝説の牛肉

Real Food
Fake Food・・Larry Olmstedを読んでいたら・・面白い牛肉の話を知った。
一つはコーベ・ビーフだ。
コーベ・ビーフは兵庫県産の牛肉にだけ・・付けられるのだが・・京都府に生まれた地勢的関係で・・この牛肉を食べる以外
道を選べなかった。勿論これを扱っているのは・・老舗の牛肉屋一軒だけで・・親父の頃は二階三階ですき焼きが食べられた。

奥方が僕と結婚してもよいと決めたのは・・我が実家に顔を出し・・コーベ・ビーフを食べた所為ではないか・・奥方の実家が懐柔されたのは・・送ったコーベ・ビーフの効力ではなかったか・だとしたら・・神戸牛の隠れた伝説になる。それ以外の牛肉を食べたことがなかったのだから・・東京で初めて口にしたビフテキは・・革靴の底を食べている雰囲気と味で仰天した。

米国のビーフ・イーター達も・・2001年牛海綿状脳症で日本からのコーベ・ビーフが輸入禁止になって・・恐慌状態に陥ったが・・不思議な事に輸入禁止のコーベ・ビーフは大手を振って繁栄を極めた。勿論密輸ではない。誰か知恵のある人間が・・
コーベ・ビーフのフェイクを創り出した。米国産のコーベ・ビーフは・・本物と信じた愛好家らよって・・伝説として口に入った。禁輸が解除されるまで・・およそ10年間は食通は何も知らずに・・米国産ビーフをコーベ・ビーフと信じて賞味していた。
だから・・禁輸が解けて本物のコーベ・ビーフが入って来た時・・不幸にしてコーベ・ビーフを飽き飽きする程食べたという食通が堆積していた。当然この偏見が解けるには・・時間がかかった。

コーベ・ビーフの本物を食べてきたが・・その牛の知識はなかった。同じ牛でもストレスを感じて育った牛と・・愛情をかけられて育った牛とでは・・旨味がまるで違うとは本能的に舌が感じていたが・・それも怪しいものだが。

神戸牛は何よりも血統が重んじられる。人間以上にだ。
神戸牛は但馬牛で・・遺伝的に100%純正の黒毛和種だ。先祖を含め・・例外なく兵庫生まれでなければならない。家系図全体が・・純粋な兵庫生まれの但馬牛でなければならない。1310年に描かれた但馬牛は・・現代の但馬牛と何ら変わりがない。
地形が山間部にあって・・異種交配が起こりにくい環境にあった。

但馬牛は県全体で6900頭・・雄牛は12頭しかいない。たった12頭だ。盛りが過ぎた雄牛は・・若い後継者にハーレムの地位を譲る。といっても人間のように乱交するのではない。必要なのは精子であり・・一生童貞のまま・・多くの子孫を残す宿命がある。その点・・スペイン闘牛の牛は・・闘牛場で勇猛果敢な働きを披露すれば・・観客の要請等で命を救われ・・余生は若い雌牛に囲まれ・・種牛としてハーレム生活を堪能出来るが。

この人間貴族よりも貴重な12頭は・・二手に分かれ・・管理されている。
6900頭の純粋な但馬牛は・・血統と品質を厳格に管理されているが・・コーベ・ビーフとして認可されるのは・・凡そ半分に過ぎない・・年間だが。如何に高価になるかわかる。丹波松茸も高価になっているが・・松茸一本で神戸ビーフ100gから200g買えるのだから・・コーベビーフに分配が上がる。

等級の区分は・・神秘的宗教的だと日本人でさえ感じる精密な物で‥
最高品質のA5が・・売り出される時は・・牧場の直営肉店で宣伝が出る。出ると愚息の長男は目を吊り上げて・・一日中落ち着かない。一切れのA5の為・・他の買い物客を突き飛ばし入手しようとしかねない。日頃はおっとり豚児がだ。父親は等級が遥かな下の最下級品質ビーフに満足しているというのに・!

ぐっちーがサン・セバスチャンに食通探検に出かけ・・堪能して・・いずれ紫波町を日本のサン・セバスチャンにと・・野心を抱いているが・・サン・セバスチャン近くの垢ぬけない田舎レストランで・・飛びっきりの炭火焼ビーフを提供してくれる店がある事を知っているだろうか・?すっかり有名になってるが・・
聖地とまで呼ばれている・・知ってるな・・
知っていて
隠しているのだろうな・?・・・(笑

2 comments on “伝説の牛肉
  1. おののののか より:
    海外和牛

    人間の頭脳の方は、牛肉の質のようには継承されないから、環境の占める割合が多いのかもしれない。お頭・才能は体質ではないんでしょうね。笑
    和牛は精液研究の為と騙され、研究用として海外に持ち出され、海外和牛としてブランド確立したらしい。いつものように日本の契約の甘さを突いたらしい

    知っていて・・騙された事にしたのでは??( ^ω^)・・・(笑

  2. エンゾ より:
    ヒラメの炭火焼き

    ゲタリアの炭火焼きが有名でしたので食べてきましたが、炭火焼きビーフは知りませんでした(;゜0゜)
    オンダリビアの「世界一のスープ」は確かに美味かったですが、内心「アサリの味噌汁の方飲んでみろ❗」と叫びました。

    アサリの味噌汁・・その辺りを書き始めたら・・ゴホンゴホンが始まった・・今日あたりは収まり始めたので・・書いてみるかな・・
    ( ^ω^)・・・(笑

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