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The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2017/11/22 21:40  | コラム |  コメント(1)

美術品愛好家の個性③続

後書

少し引っかかる処があったので少し調べてみた。3の尻尾に付けると長くなるので・・「続」にした。

富豪の娘として・・かなりの富と才能を相続し・・父親はタイタニックで劇的かつ悲劇的に死去した。後にヴェニスに美術館を建てたペギー・グッゲンハイムが・・あけすけに書いているローレンスが・・かの名高いD・H・ローレンスだとすれば・・改めて確認しておかねばならない事があった。

①ポンペイにある体位図は・・インターネットで確認したが・・いずれも処女が憧れるにしても・・単純な体位で・・腰を痛めるような複雑なテクニックを要するものではない。初心者クラスだった。
これを「大層苦労したに違いない」と処女喪失の相手から・・クスクス笑いと共に描かれる様では・・名高い性豪作家も童貞クラスだったのではと疑いが生じる。
当時23歳対36歳・・ロレンスがフレンチェで死ぬまでに・・9年間余裕はある。

そして・・ささやかに付け足すと・・彼女の経歴説明では・・
「最初の夫であるローレンス·ベイルと・・パリに住んでいた1920年初頭からの知り合いの・・」
という一文も出てくる。
夫のベイルが不能でない限り・・23歳1921年のお嬢さんが処女である筈が無い。
おまけに・・この処女さんは評判の発展家で・・手当たり次第・・才能ある男と情愛を交わしていたという噂が真実なら・・ますます23歳の処女・・という告白は・・十メートルは後に下がって・・眉と耳に唾を付ける読み直す必要がある。
あるが・・大変際どい冗談を飛ばすのが・・大好きな彼女の性格を顕わしているのは確かだろう。

②それで・・非難轟々と浴びた・・日本では最高裁が猥褻と一度は判決した・・ローレンスの問題箇所を読んでみた。これが猥褻と感じた当時の最高裁判事は・・お年寄りにも拘わらず・・一行毎に鋭意肉体がズボンに食い込んだのだろう。
しかし・・ローレンスの文章・文体からは・・どうも肉欲の雰囲気がよく感じ取れない。この作家は汗を流す実務・肉体的使役よりも・・紙の上で文章を・・かく事によって興奮するタイプではないか・・と言う深い疑念が生じさせられた。

年代的には・・ローレンスが「チャタレー婦人の恋人」を・・執筆中の時間と彼女のヴェニス滞在期間とは重なる。重なるが23歳の彼女とこの作品の執筆・出版とは重なり得ない。幻想を見たとかタイムワープして・・ローレンの原稿を覗かない限り不可能だ。

③さて彼女と彼が肉体的に睦みあったか・・という基本的な至難な問いには答えようがない。ないが・・評判の人気作家を見逃す程・・彼女は奥ゆかしくはなかったろうし・・彼も初心ではなかったろう。
だから双方そのチャンスを見逃す程・・紳士と淑女ではなかっただろう。それはローレンスの晩年の金字塔だったかも知れないが・・23歳と36歳の情事ではなかったのは間違いない。

ポンペイの体位図は・・騎乗位が多い・・これにローレンスは閉口したのかも知れない。
そういう体位に対抗する技術を習得していなかったのかも知れない。
「へたくそ・早漏」
と処女から叱責されたかも知れない。この経験が彼女をして・・青春の思い出話を語らせたのかも知れない。あるいは・・彼女はローレンスの好みではなく・・冷たくあしらわせた腹いせが・・後になって創作に及んで復讐を遂げられたのかも知れない。

もし・・彼女が日本の枕絵絵巻を最初に見ていたら・・日本式学習が済んでいたら・・ペギー・グッゲンハイム嬢も・・全く違う憧れと経験を積めたと思うけれど・・その場合でもローレンスでは・・望みを到底与えられなかったろう・・それは保証出来るな・・彼女は野獣派であり彼はシュールだったのだろう・・と冗談の返礼をしておこう・・・(笑

One comment on “美術品愛好家の個性③続
  1. おののののか より:
    グッゲンハイム嬢と言われても

    名前がごつすぎて萎えてしまう。英国風に修正するべきでは。笑 
    私はローレンスの文学など皆目わからないが、裁判官の判断も時代の流れで物笑いの種にされてしまうのはお気の毒としか言いようがない。何事も流れがせき止められなくなる寸前が、一番時代錯誤になってしまうのでは。
    ポンペイ、インドの石像、枕絵の他にも有名な体位集あるんですかね。

    tubeで古代エジプトのsexパピルス・・
    中々の物ですよ・・ポンペイを遥かに凌駕している・・・(笑

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