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The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2017/11/14 14:11  | コラム |  コメント(1)

習王朝の開啓新時代・踏上新征程

新時代の幕を開き、新たな段階に足を踏み入れる・・
という意味だが・・
これは5年に一度の中国共産党最重要会議・第19回党大会が10月下旬に閉会し・・中国当局は大会の決定事項や関連する学習書籍を・・3冊発行した。
収録された前中央規律検査委員会トップ王岐山氏が執筆した文章では・・
利益集団が・・
「党と国の権力を奪取する」
ことを防がなければならないと述べている。

一部党高官による政権転覆の計画があったと政府高官の発言から漏れていたが、政府の公式発表はない・・(大紀元・・以下記事を引用する)

同報告書のタイトルは「開啓新時代、踏上新」
過去5年間の腐敗撲滅運動を総括する部分で・・
無期懲役で服役中の周永康(元最高指導部メンバー)や薄熙来(元中央政治局委員、江派の若手後継者)などの罪は・・
「政治の腐敗」を示唆し、党内腐敗の一種は・・
「利益集団を結成して、最高権力を奪い取ろうとすること」
と明言した。

習氏が腐敗撲滅に触れる際・・
「党内で政治的陰謀を企むグループが存在する」「生死をかけた戦い」
と度々に発言した。
要するに・・これまで同様にこれからも「生死かけたを戦い」が・・習王朝で始まる宣告であると同時に決意の表明でもある。
王岐山の引退はありえない形にしている。

王氏は報告書で・・
「複雑で厳しい情勢は短期間で収まることは不可能。少しでも手が緩むと元の状況に戻ってしまう」
と反腐敗は継続すべきという見方を示した。

王氏の後任は・・5年前に党中央政治局委員に昇格した若手の趙楽際・党中央組織部長(60歳)。王氏同様に反腐敗運動が勢いを保たまま続くかが注目ポイントである。

中国共産党の反腐敗部門新任トップ 共産党危機に言及 (2017年11月13日 17時30分大紀元)

中規委の公式サイトは10日午後、全人代主要幹部、中国環境科学研究院の前院長・孟偉氏への取調べを開始したと公表した。同氏は党大会後に初めて失脚した汚職高官である。

翌11日、共産党機関紙「人民日報」は趙氏の長文を掲載。
冒頭で党員に対し・・
「習核心と高度な一致を保つよう」
と呼びかけ、習近平主席の名前を17回言及するほど全面支持の姿勢を打ち出している。
また
「中国で問題が起きるなら、原因はやはり党の内部にある。(中略)党の自己管理に徹しなければ、歴史に淘汰されるのは避けられない」
と共産党危機論を口にした。

10月29日、就任4日目の趙氏は中規委の内部会議で、今後の反腐敗運動の方向性について、
「(王岐山前体制の)良い経験・やり方を継続、進化させる」
「緩めない、止まらない、再出発する」「圧倒的勝利を勝ち取る」
「新しい局面を作り出す」
などと意気込みを語った。

と同時に注目すべき政治局常務委員の動きがある。
王滬寧政治局常務委員ナンバー5の役割だが・・
「王滬寧はまさに、中国共産党の精神文明思想を指導する立場にあり、「中央宣講団」を管轄する役割を果たす。彼以上に、この論理構築に長けた者はいない・・・Newsweek」

国民の思想を監視し取り締まる強力な地位に座った。共産党員でなくとも・・このきめ細かい網から逃れられない・・学者が思想家が軍師が・・この椅子に座った事はなかった・・・(笑

One comment on “習王朝の開啓新時代・踏上新征程
  1. おののののか より:
    踏上げの習王朝

    よほどの危機感があるのかな、国内外での今回の皇帝祀り上げは。
    習が最後の主席になるのではとの憶測から崩壊崩壊と空売りを仕掛けた向きが、習が危機感から内外でバックアップされているのを見て踏まされ、持ち上げ、礼賛し始めたのでは。笑 さすがに腐っても鯛か。
    だが共産党国家、中国の本質を自分で自分を取締る事ができるのだろうか。共産国家とはこういうものだし、中国とはこういうものだろう。取締ると言ったって天に唾するようなものだ。目糞鼻糞を取締るだ。パーフォーマンスで不満を抑えられればラッキーだ。鄧小平の時から共産国家の道も踏み外していてますます酷い共産国家になっているから、矛盾は隠せないし、本当にまた文化大革命でもやるんだろうか。習=王岐山にそこまでの覚悟があるとは思えない。おそらく中途半端以上にやれば危うい。
    やはりこれは中国史上初の外来の傀儡的国家ではないのか。助けがなければ持たない(蒋介石もそうだが)。目論見がある国際金融資本が日本を下働きさせて経営しているのでは。彼らは紙幣・資本の魔術師だ。独裁国家が大好きで波長が合う。史上最速・最大の経済成長をもたらした。ロシアはこういう扱いはしてもらえなかった。役割の目論見が違うのだろう。しかし人民元もドルの上に浮かんでいるだけで、自分で自分を計れない国家だから、下り坂になっても易姓革命までだらだら続くのでは。

    何しろ経済も闇夜の中で・・手探り状態・・もっともっと透明性が進まないと・・盲人が象を撫ぜている状態・・
    ただ習皇帝も敵対する勢力を侮っていない。死闘がある事を覚悟している・・・(笑

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