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2016/05/29 07:32  | 昨日の出来事から |  コメント(2)

WEBセミナー530のご案内


おはようございます。

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特集2: エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円(2016年5月30日)
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前回のWEBセミナー 「エリオット波動分析、米ドル/円、ユーロ/円 (2016年5月23日)以降の米ドル/円は110.10円近辺で寄り付き、週初は売られてその週の安値109.10円を付けた後は週央にかけては109円台で揉み合いましたが、週末は逆に買われて上昇し、にその週の高値110.44円まで値を上げて取引を終えています。   

長期的なエリオット波動としては、2011年10月31日の75.55円から始まった上昇相場は、2014年1月2日の105.45円で上昇波動(1,2,3,4,5)が完了して更なる大きな上昇波動(1)、(2)、(3)、(4)、(5)の第(1)波を付け、その後は2014年7月18日の101.09円で第(2)波を付けたと考えています。 それによれば現在は第(3)波の中にあって、その第1目標は131円近辺、第2目標は150円手前となります(大局的な流れは変わらず)。 

一方で、中期的には2014年7月18日の101.09円を起点とした小さな上昇波動(i、ii,iii,iv,v)波は2015年6月5日の125.86円で小さな上昇波動(i、ii,iii,iv,v)波の第v波が完了し、それよりも大きな上昇波動1,2,3,4,5波動の第1波を付け、現在は、第1波から第2波の中にあって、下げの第1目標は109.93円(到達)で、第2目標は106.17円(到達となります(2016年5月3日の105.54円がこれに該当するか)。 

その中にあって、第1波である2015年6月5日の125.86円から第2波に向かって訂正波(a),(b),(c)波が発生し、(a)波は2015年8月24日の116.11円、(b)波は2015年11月18日の123.74円と考えています。 これに従えば、(c)波の目標値は第1目標107.96円(到達))、第2目標104.24円となります。

更に、目先的には (b)波2015年11月18日の123.74円を起点として訂正波a,b,c波が発生し、a波は2016年1月20日の115.97円で付け、b波は2016年1月29日の121.68円で付けたようです。 これに従えば、c波の目標とは第1目標は109.10円(到達)、第2目標は106.14円(到達)となります(2016年5月3日の105.54円がこれに該当するか)。

超目先的には、b波2016年1月29日の121.68円を基準として、更に小さな訂正波a’,b’,c’波が発生し、a’波は2016年2月11日の11095円で付け、b‘波は2016年2月16日の114.87円で付けたようです。 これに従えば、c’波の目標値は、第1目標は106.64円(到達)、第2目標は104.14円となります。

今後の展開としては、2016年5月3日の105.54円が目先的なボトムを付けたかどうかを確認する時間帯となりますが、エリオット波動的には、これまでの下落トレンドや下落波動を壊す処まで至っていません。超目先の波動b‘波は2016年2月16日の114.87円を越えてくれば、超目先の訂正波a’,b’,c’波が完了している事を確認できます。

次に、先週のユーロ/円については123円台半ばで寄り付き、週初にその週の高値123.64円を付けた後は週央にかけては123円を挟んで揉み合いましたが、週末にかけては更に売られて下落し、その週の安値122.26円まで値を下げて取引を終えています。 
  
エリオット波動的には、 月次チャートでは、2012年7月24日の94.10円から上昇してきた相場は、2014年12月8日の149.78円で高値を付け、現在はこの上昇に対する調整局面に入ったと考えています。 この考えに従えば、下値の目途としましては、第1目標としては122円近辺、第2目標は115円台となりますが、2016年3月1日の122.05円で第1目標を到達し、 2016年4月18日の121.71円、2016年5月6日の121.48円を付け、目先的にはトリプルボトムを付けた形になっています。 

中期的には、2015年4月14日の126.09円で中期的な訂正波(A),(B),(C)波の(A)波つけ、2015年6月4日の141.05円で戻り高値の訂正波(B)を付け、現在は下げの訂正波(C)の中にあって、その下げの目標値は、 第1目標が122.95円(到達)、第2目標が117.36円となっています。

目先的には2015年6月4日の141.05円の訂正波(B)波からそれよりも小さな訂正波A,B,C波を形成中で、2015年9月4日の132.23円で訂正波Aを付け、2015年9月17日の137.44円で訂正波Bを付け、現在は訂正波Cの中にあって、その下げの目標は、第1目標が123.16円(到達)、第2目標が119.80円、第3目標が114.35円となっています。

更に、2015年8月24日の138.96円の訂正波Bから始まった小さな訂正波(a)、(b)、(c)波が発生し、2016年1月21日の136.18円で(a)波を付け、2016年1月29日の132.29円で(b)波を付け、現在は調整波(c)波の中にあって、その下げの目標は、第1目標値が125.33円(到達)、第2目標が121.03円となっています(2016年5月3日の121.円48がこれに該当するか)。

超目先的には、2016年1月29日の132.29円の(b)波から更に小さな訂正波a,b,cが発生し、a波は2016年3月14日の122.05円、b波が2016年3月31日の128.22円と考えています。 これに従えばc波の目標値は、第1目標が122.05円(到達)、第2目標が120.39円、第3目標が117.98円となります。

先週に関しては、122円を挟んで揉み合う展開が続いていますが、小さな訂正波a,b,cのb波である2016年3月31日の128.22円を越えるまでは、エリオット波動的には下落波動が続いていることになります。

今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえつつ今後の展開についてお話しています。

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特集2:  エリオット波動分析、日経平均 (2016年5月30日)
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前回のWEBセミナー「エリオット波動分析、日経平均 (2016年5月09日)」以降の日経平均は16,600円台で寄付き、週初は売られて下落し、その週の安値16,417円を付けた後は週央から週末にかけては買われて上昇し、その週の高値16,915円まで値を上げて取引を終えています。       

エリオット波動的には、月次チャートでは、現在の相場は大上昇相場([Ⅰ]、[Ⅱ]、[Ⅲ]、[Ⅳ]、[Ⅴ])の第[Ⅲ]波の中にあって、その第1目標は20,000円近辺(既に到達)、第2目標は24,000円近辺、第3目標は28,000円近辺にあり、3月下旬に19,700円台まで値を上げたことによって、この第1目標を達成しました。 一方で、それよりも規模の小さな上昇波I,II,III,IV,V波の第II波は2014年4月14日の13,885円で付け、現在は第Ⅲ波の中にあって、その目標値は 27,000円近辺となっています。

中期的には第Ⅱ波から第Ⅲ波に向かう上昇波動について、2015年4月14日の13,885円から始まった上昇相場は2015年6月24日の20.952円で中期的な上昇相場(1)、(2)、(3)、(4)、(5)の第(1)波を付け、現在は第(2)波のなかにあって、下げの第1目標は15,552円(到達)、 第2目標は13,885円です。

更に第(1)波2015年6月24日の20.952円から訂正波A,B,Cが発生し、2015年9月29日の16,901円で訂正波Aをつけ、2015年12月1日の20,012円で訂正波Bを付け、現在は訂正波C波の中にあって、下げの目標値は15,961円(到達)、第2目標は14,413円です。

目先的には2015年12月1日の20,012円で訂正波Bから小さな訂正波a,b,c波が発生し、2016年1月21日の16,017円でa波を付け、2016年2月1日の17,905円で訂正波b波を付け、2016年2月14日の14,865円でc波を付けて、少なくとも 2015年12月1日の訂正波B20,012円から始まったより小さな訂正波a,b,c波は完了したと考えています(訂正波(a),(b),(c)波の(a)波を付けたか)。 この考えに従えば、現在は(b)波の中にあって小さな訂正波a、b、c波を形成中で、a波は2016年3月14日の17,291円、b波は2016年4月8日の15,471円となり、c波の目標値は、第1目標が17,797円であり、2016年4月25日の17,613円で付けた可能性が出てきました。その後は訂正波a波2016年3月14日の17,291円と訂正波b波2016年4月8日の15,471円の間で取引されており、その方向性と波動カウントがわかりづらい状況になっています(レンジ相場)。

今回のWEBセミナーでは、こうした事を踏まえつつ今後の展開についてお話しています。

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2 comments on “WEBセミナー530のご案内
  1. パードゥン より
    少し政治日程や、ヘッジファンドの清算日程も

     プロしか知らない日程も加味されないと、精度が上がらないのでは
    ないでしょうか?  豪州にもヘッジファンドってあるのですか?

  2. maehashi より
    パードゥン 様

    いつもお世話になります。

    豪にもヘッジ ファンドはありますが、所詮、アメリカやヨーロッパの出先機関のようなファンドばかりと伺っています。

    実際にどのようなものが、オーストラリアにおけるヘッジ ファンドなのか、私自身よく把握していません。

    よろしくお願いします。

    前橋

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