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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/12/15 06:59  | ユーロ/円 |  コメント(0)

ユーロ/円1215


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一時、129円台前半まで売られる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のユーロは130円台半ばで寄り付き(高値130.65円)、東京時間では一気に売られてその日の安値129.20円をつけました。午後は買い戻されて130円台前半まで買われる局面もありましたが、その後は、再び129円台半ばまで値を下げました。 NY時間に入ってからは戻り歩調となり、現在は129円台後半で取引されています。 

2. マーケット分析

テクニカル分析:
長期の指標は、雲の下限を下回ってきました(長期的に弱気)。中期の指標も弱気転換しています。目先の強弱を判断する線が131.14円にあって、相場の上値を押さえ込んでいます。 価格的には、130円を挟んだ攻防となっており、方向感が定まりません。

サイクル分析:  
30−40日サイクルは、上図のように考えています。 11月下旬の126.85円から始まった現在のサイクルは、先週末の134円台サイクル高値をつけて、今後は12月下旬から1月上旬に来るサイクルボトムに向けて下値模索するのではないかと考えています。

ボティリティ分析: 
先週は20日間のボラティリティは急上昇し、その後週末にかけえて横這い傾向を辿りました。 また60日間のボラティリティもこれに呼応する形で上昇しましたが、週末にかけては伸び悩みました。先週に関しては総じて下降トレンドを形成しましたが、週末には買い戻されて揉み合い状態となっています。今後、ボラティリティも低下傾向を辿りそうです。

3.今日の方針:

心理的な節目130円を挟んだ展開となっており、方向が定まりません。

方針1:中立です。
方針2:目先の強弱を判断する線を越えるのか、越えないのか、あるいは、心理的な節目である130円をどうするのかを見極めたいと思います。
追撃ポイント:中立です。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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