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2018/06/13 05:00  | 中東 |  コメント(2)

レバノン現代史(2):独立と内戦、シリアの盛衰


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米朝首脳会談(速報)
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歴史的な米朝首脳会談終えたトランプ米大統領、合意を評価(6月12日付BBC)

とりあえず無事に終了しました。

トランプ大統領は、何度言うんだというほど「歴史的」を連発していましたね。そして記者会見の長かったこと・・よほどうれしかったのでしょう。中身がスカスカな共同声明含め、結果は想定の範囲内でしたが・・あとで解説します。

本日は、「レバノン現代史(1):『歴史的シリア』と宗派体制」の続きです。

前回は、「歴史的シリア」の古代文明からオスマン帝国の支配、その統治下におけるレバノン山地と宗派体制の成立に至るまでの歴史を概観しました。

今回は、20世紀に入った後の展開について、レバノンの独立、内戦、シリアの覇権を中心に解説します。

※ここから先はメルマガで解説します。主なテーマは以下のとおりです。

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レバノン現代史(2):独立と内戦、シリアの盛衰
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●第一次世界大戦と「アラブの反乱」
●フランスの委任統治と「大レバノン」
●レバノンの独立と内戦
●シリアの覇権、ハリーリ暗殺と「杉の革命」

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G7シャルルボア・サミット補足
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G7サミットについては以下の記事で解説しましたが、少し補足します(※メルマガに限定)。

「G7サミット」(6/11)

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あとがき
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アラビアのロレンス』は言わずと知れた不朽の名作ですが、私も大学生のときに見て、強烈な衝撃を受けました。

広大な砂漠の中で人影がゆらめく冒頭。ピーター・オトゥール、アレック・ギネス、オマー・シャリフ、アンソニー・クインらアクの強い名優たち。ダマスカスへの劇的な入城。「運命なんてない!(Nothing is written!)」と言って仲間を助けにいく場面。むち打ちを受けて「おうち帰る」と言い出すアレな場面(笑)・・古き良き大作のスペクタクルとロマンは、今見ても色あせない魅力に満ちています。

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2 comments on “レバノン現代史(2):独立と内戦、シリアの盛衰
  1. KB より
    つっこみ

    スカスカでふわっとした共同声明へのツッコミ、楽しみにしています(笑)

    読み終わったときの心地よい脳味噌の疲労感・・・。
    ハリーリ知らずに、「ヒズボラ」とか分かるわけないよねー。と自分で自分に突っ込みました(涙)

    歴史的な出来事を時系列で追うだけでは、すぐにわけがわからなくなりますが、出来事が起きた背景、因果関係が見えてくると、全然違う景色に出会えますね!感謝です。

  2. ぺルドン より
    アラビアのロレンス

    今振り返っても・・
    凄い映画でしたね・・
    音楽も良かった・・
    あぁ言う大作が生まれない時代なのか・?!
    ( ^ω^)

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