ブログ記者によるオンライン新聞 グッチーポスト

The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2018/03/16 05:00  | 欧州 |  コメント(3)

ポピュリズムとは(2):歴史と問題

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ティラーソン国務長官の解任
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トランプ氏、ティラーソン国務長官を更迭 後任に強硬派ポンペオ氏(3月13日付ロイター)

ついにこのときがやってきました。

ティラーソンが国務長官を退任するのは時間の問題であったこと、後任はCIA長官のマイク・ポンペオが有力視されていたことは、以下の記事で指摘してきました。

「トランプのアジア歴訪と北朝鮮」(17/11/2)
「今週の動き(12/4~10)」(17/12/4)
「2018年の展望」(1/5)
「平昌五輪と北朝鮮」(2/8)

すでに述べてきたとおり、ポンペオは国内有数の外交タカ派です。特に北朝鮮とイランに対して強硬な言動が目立ち、その方向性はトランプと一致していました。トランプもはっきり「ウマが合う」と述べています。

今月に入ってから、鉄鋼・アルミの追加関税と米朝首脳会談の発表というサプライズが連発しました。これは、中間選挙の勝利に向けて、通商と外交という大統領に強い権限が認められている分野をトランプが思うがままに活用するようになったことを示しています。

経済の司令塔だったゲーリー・コーン大統領補佐官に続いて、外交の司令塔だったティラーソンが退場したことは、こうしたトランプの独走がさらに強まることを強く示唆します。

5月には、米朝首脳会談のみならずイラン制裁のウェイバー期限も到来します。今までギリギリのところで決裂を避けてきたトランプ・マジックがいよいよ転換点を迎えるのかもしれません。

「トランプ外交の先鋭化(1):イラン核合意の行方」(1/17)

一方、ポンペオは政府での経験が豊富で、行政組織のメカニズムをよく理解しており、トランプとの関係も良好です。国務省で機能不全の状態にあったティラーソンよりも組織の活力と発言力を高めることができると期待されており、国務省にとっては朗報といえます。

「ティラーソン国務長官の孤立」(17/8/10)

イランについても、ポンペオは核合意の意義を理解しており、ポリシーメイカーになれば簡単に破棄という立場はとらないだろうという見方もあります。ここは非常に気になるところで、今後の彼の言動を細かく見る必要があります。まずは来月に行われる見通しの上院の指名承認公聴会での発言が注目されます。

なお、コーンの後任には経済評論家のラリー・クドローが就任することが確定しました。

トランプ大統領、クドロー氏を次期NEC委員長に選任(3月15日付ブルームバーグ)

これも以下の記事で述べたとおりの展開ですが、来週あらためて取り上げます。

「ゲーリー・コーン大統領補佐官の辞任」(3/9)

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ペンシルバニア州下院補選
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米ペンシルベニア州下院補選、民主候補が勝利宣言 共和は敗北認めず(3月14日付ロイター)

選挙といえば、こちらは予想どおりの大接戦。

民主党のコナー・ラムが49.8%に対して共和党のリック・サッコーンは49.6%とその差はわずか0.2%。0.5%以下の場合、recount(再集計)を要求できるので、そうなる可能性は非常に高いです。来週また解説します。

長くなりました(笑)・・さて、本題です。

「ポピュリズムとは(1):欧州の現状」の続きです。

前回は、現代欧州のポピュリズム勢力の最新状況を概観しました。

今回は、歴史上のポピュリズムを紹介し、現代のポピュリズムと比較した上で、ポピュリズムの核心部分と問題点を解説します。

※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。

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ポピュリズムとは(2):歴史と問題
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●歴史上のポピュリズム
●ポピュリズムの核心と問題点
●制度への挑戦

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あとがき
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海外ドラマネタ、せっかくなので欧州の話をしましょう。

欧州のドラマで気になるのは『ゲーム・オブ・スローンズ』。

ずいぶん話題を呼んでいますが、どうなんでしょう。私は最初の方だけ見ましたが、あまり入り込める感じがしませんでした。個人的にはファンタジー系があまり得意ではなく、『ロード・オブ・ザ・リングス』『ハリーポッター』などもそこまで盛り上がらなかった方でした。

なので、あまり向いてないのかなと思ったのですが、それでも私の周りでは、日本人も外国人も絶賛している人が多いので、時間があれば見てみようとは思っています。

この作品はイギリス各地のアクセントを聞くことができるので、その点も惹かれるところですね。

しかし、とりあえずその前に今見ているドラマを見終わらなければ・・。

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3 comments on “ポピュリズムとは(2):歴史と問題
  1. ぺルドン より:
    諸々

    『ロード・オブ・ザ・リングス』『ハリーポッター』『ストーンズ』
    ゲームで育った連中の世界かな・???
    一本見れば十分って・・気分・・
    ケルトの世界かな・?!

    ポピュリズム・・古代ギリシャや古代ローマでも見られる・・政治現象のような
    気がする・・・
    ( ^ω^)・(笑

  2. KB より:
    週末は嵐の予感・・?

    米国政治やトランプ周辺事情のフォローなど、即効性のある記事から、このように知性を鍛える記事まで、毎回幅広くとてもためになっております。

    時を経ても変わらない、原理原則やキホンを抑えて、変化する今を見る。
    ということが実践できるのはこちらのメルマガの強みと感じていますが、今回の記事もまさにそういった趣です。

    などといっていましたら、今度はマクマスターがいなくなる。。?!どんな週末になるでしょうか。

  3. JFKD より:
    大阪地検リーク

    近畿財務局書類改ざんは国交省に出した文書と矛盾しているから、改ざんと官邸でも解っていたが、大阪地検からもご丁寧に朝日新聞にリークされたようだ。検察からリークということになると今後もまだ出てくるだろうし角栄・小沢一郎並みに米国からの圧力ということでいやな予感だ。角栄・小沢は確かにカネまみれだが、安倍・麻生が手を汚すと考えるのは無理がありすぎるから、マスコミ偏向報道と同じくらいの価値しかないと思うが・・・その恐ろしさは経験済みだ。その筋がトランプと安倍を潰したいのは相変わらずだが、ポピュリズムで潰そうとしても今までは日米で失敗している。良いポピュリズムが日米ともあると思う。笑 安倍を倒したいのだろうが、マスコミも無理やり感がありすぎて、あまりにも不自然だからポピュリズムで倒せない。しかし検察がリークし始めると・・・。国民はのせられ思うつぼか。財務省も首相とは緊張関係があるから、意趣返しするか。笑

    確か大阪地検は検事が証拠捏造して有名なのでは。検事が証拠捏造するのだから官僚が文書改ざんするなど決済前後にかかわらず朝飯前では。前川次官など省内で、加計でも天下りでも、改ざん、捏造、隠蔽をやっていたのは確実だろう。事実隠蔽しまくった。個人的メモなども繰り出してきた。官僚だけあってさすがにこういうことに手練れている。次官自らも出会い系バーに調査に赴いているから、経費を省から出していたのでは。笑 だとしたらかつての大蔵省接待問題を凌ぐ。あくまで個人的調査か。笑 これら彼の違法行為に対し、辞任だけでなく訴訟にして文書を公開してもらいたい。これに係った政治家は口利きでは済まない。

    安倍首相は次官会議を超えた官邸主導人事と米国の圧力で、前回政権時、引きずり降ろされたが、2度目は人事で効果を発揮している。官僚主導の時代なら、省益優先で文書管理はもっと酷かったろう。今回だけが言語道断のわけがない。あの菅首相も厚相時代そこを突いて名を上げたわけだが・・・。民主党政権も官邸主導を目指したが、彼等ではまともな政治をやらずカネが直接身内に垂れ流されるだけだ。

    あそこらの土地は同和・在日だかしらないが権利は不明だがとにかく居て、捨てたゴミ・産廃など、捨てた建設業者等(彼らも同類が多い)ももう分からないだろう。日本各地にその手の土地にもう建物が立っているが、知っている者は知っている。国有地の場合が多いから、高く買わされるかどうかはそれぞれだろう。だからアンタッチャブルなのだろう。辻元は地元で、元在日らしいし、籠池もそうだ。本当は仕切れる政治家がいればいいが辻元だから示しがつかない。笑 橋下・松井コンビがここを開発し認可したから適任と思うが、大阪ならではといっても、あまり下品なことは言えないのだろう。笑

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