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2017/05/28 20:42  | 今週の動き |  コメント(5)

今週の動き(5/29~6/4)


先週末もゴルフでした。雨は降らず、暑くもなく、ちょうどよい気候でした。

先週の動きです。

5/22(月)
・米・イスラエル首脳会談(エルサレム)
・フィリピンのドゥテルテ大統領がロシア訪問(〜24日)
→戒厳令の布告のために日程を短縮

5/23(火)
・米・パレスチナ首脳会談(ベツレヘム)

5/23(水)
・トランプ大統領がローマ法王と会談(バチカン)
・OMBが予算教書を発表
・マンチェスターのコンサート会場で自爆テロ

5/24(木)​
・​フィリピンのドゥテルテ大統領がミンダナオ島に戒厳令を布告
・ジャカルタで自爆テロ
・ミャンマーで第2回パンロン会議(少数民族武装勢力との和平会議)

5/25(木)
・クシュナー大統領上級顧問がロシア疑惑の捜査対象と報道
・米仏首脳会談(パリ)
・トランプ大統領がEU大統領、欧州委員長と会談(ブリュッセル)
・NATO首脳会議(ブリュッセル)
・OPEC定例総会(ウィーン)
・バンコクの病院で爆発

5/26(金)
・G7サミット(イタリア・タオルミナ、〜27日)
・日米首脳会談(イタリア・タオルミナ)

●テロの頻発

英国ではマンチェスター、アジアではミンダナオ、ジャカルタ、バンコクで立て続けにテロが発生しました(ミンダナオではイスラム武装勢力との交戦が激化してドゥテルテ大統領が戒厳令を布告)。

マンチェスターのテロは、最近支持率を上げているテリーザ・メイ首相と保守党には追い風になりそうです。

アジアでのテロは、ジャカルタとバンコクという首都で起こったことは驚きではありますが、いずれもテロ対策の強化が功を奏している面もあり、小規模にとどまっています。

●ロシア疑惑

今度はクシュナーに焦点があたってきました。時間があれば今週取り上げます。

今週の予定です。

5/29(月)
・仏ロ首脳会談(パリ)

5/31(水)
・ベトナムのフック首相がトランプ大統領と会談(ワシントンDC)

6/2(金)
・アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ、~4日)

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5 comments on “今週の動き(5/29~6/4)
  1. ペルドン より
    やはり・・

    クシュナーに焦点・・
    早く駆け上り過ぎた・・
    娘婿は借りて来た猫・・になれなかった・・
    トランプは・・
    最悪でも・・娘だけが生き残ることに・( ^ω^)・・・(笑)

  2. 下北のねこ より
    イスラム勢力との和解

    「戒厳令の布告のために日程を短縮」思わず「どっちの?」って一瞬思いました。どっちでも不思議ないなあ。

    テロ発生や交戦激化となれば、戒厳令も当然かと思いますが、ドゥテルテ流の強権での締め付けだけじゃなく、フィリピンでは和平への努力は期待したいです。
    決して無理なことではなく、フィデル・ラモス大統領時代の前例があります。
    共産勢力との和解は有名ですが、イスラム独立派勢力とも和解を成し遂げてます。緒を見つけるのは大変でしょうが、今の時代だからこそ、イスラム勢力との和解を見てみたいものだと思います。
    しかし、あの時、ラモスさん、本当、どうやったんだろう。詳しく知りたい気がします。

    ラモスさんとか、タイの故プーミポン前国王とか、一世代前のアジアの政治家には今の政治家にはない、別種のセンスがあるように思えます。

  3. 牧神の午後 より
    秘密の通信手段

    米国は、月曜日は祝日。三連休直前の金曜日の夜になって、ビックリのスクープ!

    それも複数のメディアが関わっている。JDさんは、以前から、情報機関が意図的にリークしているのでは?と疑っておられました。

    今回はかなり露骨。水曜夜の時点では、「ホワイトハウスの高官で、大統領に近い人物」とだけ報道され、翌日夜にはクシュナー氏の名前が出て、更に24時間後にback channel が出てきた。

    この話がどう展開するかは、私には、全く想像すらできません。

    ところで、例のツイートが気になります。
    Just found out that Obama had my “wires tapped” in Trump Tower just before the victory. Nothing found.

    三月四日土曜日早朝のtweetです。全く根拠がない、として非難され続けています。

    しかし、トランプタワーでの会合の内容が米国情報機関に漏れている、という警告をクレムリンから受けとっていた、と仮定すると辻褄が合ってきませんか?

    毎週末にフロリダに出掛けていたのは、そこでクレムリンとコンタクトしていたのではないか、と思えて来ます。

  4. ペルドン より
    チラリ小耳にした噂話

    北のミサイルの精度・・ICBMを含め・・急速に上がったのは・・
    中国ではなく・・露西亜の助力の成果・・
    要するに・・ミサイルを露西亜から持ち込み・・サンプルだけ露西亜軍人が打ち上げた・・北の若大将は・・自国製かのように・・手を振る・・そして吼える・・

    目的
    北と中国を引き離す・・北を自分の猛虎に仕立て・・脅しに使うトラ使い・・露西亜包囲網を敷く米国・NATOへの牽制・・中国への牽制・日本への牽制・韓国への牽制・・他にも多・・

    それでも北製品ミサイルでも・・日本には届く・・安心出来ない・・・

  5. 下北のねこ より
    認識不足、ごめんなさい(._.)

    フィリピンの子に聞いたら。「あいつら外国人よ。関係ない。」とのこと。
    今回の騒動はラモスさんの時代とは、全く違うみたい。参考にはならないみたいです。記憶だけに頼ると間違えますね。調べて書くことも大切だということですね。すみませんでした。

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